実はわたし、カツマーなんです。
月額1,008円を支払って、毎朝5時にサポートメールを受け取ってます。
1週間で1つのテーマが取り上げられるので、全7回のコラムを月に4本 読めるって感じです。
で、月曜日に届いたサポートメールのなかで、心理学者のリチャード・ワイズマン博士が取り上げられてました。
なんとなく興味がわき、電子書籍化されていた「その科学があなたを変える」を購入して、読んでみました。
読み終わっての率直な感想は、
「どこかで読んだ内容ばっかり。 すごい本だな」
です。
どこかで読んだ内容ばかりなのに、なぜ「すごい」と思ったのか。
それは、本書の発売日が2013年だからです。
近年に発売されているビジネス書、自己啓発書、心理学本などは、本書で紹介された内容や考え方と一致する部分が多いんです。
この本の影響力のすごさを感じました。
本書で書かれた内容には、ほぼ全て科学的根拠があるので、実効性があるし、納得もしやすいんでしょうね。
だからこそ、さまざまな本が、本書で紹介された考え方を取り入れるんだろうと思います。
逆に言えば、
「本書だけ読めば、ほかの本は不要」
ってことですね。
自分の中身が変わる→行動が変わる。
ではなく、
自分の行動を変える→中身が変わる
というのがこの本の基本となる「アズイフ(のように)の法則」です。
わたしの気づきになった部分はこちら
- 楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる
- 幸せになるには、幸せであるように行動する (笑顔を作る。足取りを軽くする。幸せになる言葉を口にして、踊り、笑い、歌う。とにかく楽しいことをする。)
- 怒りの感情を吐き出したら、敵意が高まる。心を鎮めるには、穏やかな人であるかのように振る舞う。
- 先延ばしは、疲労感や無力感を生む。
- こぶしを握って筋肉を緊張させれば、意志力が高まる。
- 背筋を伸ばせば、自身が湧く。
- ゲームの中で、背の高いアバターを操作すると、現実でも自信が持つ。
- 老いたから遊ぶをやめるのではなく、遊ばなくなるから老いる。
- 気持ちを若々しく保つには、世界に興味を示す。 ブログを作るのも良い。
特に最後の2つの「老い」と「若さ」は、アラフォーにとって切実な問題なので、今後の人生でとても役立ちそう。
Amazonの説明では「科学的自己啓発の快著!」と書かれていましたが、自己啓発だけでなく、子育てにも応用が効く内容が多いと思いました。
子どもと一緒に、笑顔を作り、踊り、歌い、笑いあっていれば、自分も幸せになるし、子どもも幸せに育ってくれる。
こんな素敵なことってないですよね。
積極的に取り入れようと思います。
自己啓発書やビジネス書で何を読むか迷っている人は、ぜひ読んでみてください。
この本だけでも気づきが多いですが、他の本も理解しやすくなるはずです。
もちろん、読み物としても面白いです。
大満足の一冊でした。
- 作者: リチャードワイズマン,Richard Wiseman,木村博江
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: 単行本
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追伸
ツイッター(@ketsuakira)でも読書感想をつぶやいています。
ご覧いただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。