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BORUTO 6 どんなに強い道具があろうと、忍びの本質は変わらない。[よるの読書感想#58]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 6 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です

前回のお話

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かつての忍者

 科学忍具で武装した青が現れ、攻撃を仕掛けてくる。カタスケが青を止めるべくして術を吸収する。その隙に木の葉丸が科学忍具に螺旋丸を当て壊す。木の葉丸は飛行船の中にあった箱や殻についての情報を引き出そうとする。

 すると青の肩のあたりから術が放たれる。不意打ちの攻撃を木の葉丸は避けることが出来なかった。青はカタスケから忍術を吸い取る科学忍具を奪う。攻撃を仕掛けるボルトだったが術を吸収され逆に攻撃を貰ってしまう。

 青はボルトたちを一人残らず殺すつもりである。撤退を考え始めた時、木の葉丸と共に任務にあたっていたムギノが忍術で青と共に下敷きにする。それでも青は生きていた。岩の下から出てくる前に、ボルトたちは撤退する。

科学忍具だって使い方次第では善にも悪にもなるのです

 撤退した先で木の葉丸の治療をする。そしてカタスケは自分のせいで科学忍具の情報を流出させてしまったと告白する。カタスケは中忍試験のころ青によって幻術にかけられ精神を操られていたのだ。

 木の葉丸は箱の情報を得ていた。その情報を解析するために情報が入っている巻物を里に届けるために二手に分かれる作戦をたてた。囮は木の葉丸がやると言っていたが、カタスケが自分のほうが適任だと言い出した。

 カタスケは自分がこの事態を招いてしまったと悔やんでいた。その言葉を聞いたボルトが声を上げる。科学忍具に触れ、それを作る者たちの考えを知ってボルトの科学忍具に対する考えは変わっていたのだ。

起死回生の作戦

 そして作戦を変更し青と戦う作戦をたてる。そして作戦が決行される。青は隠れているボルトたちに気が付いていた。一番近くに隠れている者に攻撃を仕掛ける。最初に標的になったのはミツキだった。

 ミツキは青の攻撃をよけつつ忍術を放つがやはり吸収される。青の死角から木の葉丸とサラダが飛びだし忍術を放ち、畳みかけるように三人で忍術を放つがすべて吸収されてしまう。

 チャクラ切れが見え始めた頃、ボルトが青の真上に現れチャクラ刀を振り被るが防がれてしまう。そして青にチャクラ刀を奪われボルトが刺されるが、ボルトは青がチャクラ刀を離さないように固定し、その上にミツキの腕が巻かれる。そしてボルトの影分身は消える。

 チャクラ刀を握り続ける青のチャクラはどんどん吸われていく。それに気がついた青はミツキの腕を攻撃し拘束をほどく。チャクラを奪われ疲弊した青に螺旋丸を向けるボルトだが、青は術を吸収できる。

 だからボルトはカタスケに残っていたもう一つの科学忍具を使って術を吸収する。そして無防備になった青に確実に螺旋丸を当てる。倒すことは出来なかったが術を吸収する科学忍具は壊すことが出来た。

こんな戦い方、全然忍者らしくねぇーもんなぁ

 だが青に慌てる様子はない。すると上空に光るものが見えた。いち早く気がついた木の葉丸はボルトを突き飛ばし自らが盾になる。幸い木の葉丸は気を失うだけで済んだ。攻撃の正体は、御鏡ドローンと呼ばれる科学忍具だった。

 チャクラを無線のように飛ばし遠隔攻撃が出来ると言うものだった。ボルトはサラダたちに離れるように指示すると、一人青と相対する。ボルトは影分身を使い青に攻撃を仕掛けるも逆に青につかまってしまう。

 サラダが助けに動くが上空から降ってくる攻撃に近づくことさえできない。青につかまったはずのボルトの姿が消えた。青につかまっていたのは影分身で、本体は青の後ろの瓦礫に潜んでいた。

 そしてチャクラ刀で青の義手と義足を切り、螺旋丸を当てる。倒れ動けなくなった青に対しボルトはドライバーを向ける。青は殺せと言うが、ボルトは殺さなかった。青の側にドライバーを置き、青がボルトに向けて行った言葉を青に投げかける。

果心居士

 戦意もなく大人しかった青は、積み重なった瓦礫の上に果心居士が立っていることに気がつく。果心居士は蝦蟇を口寄せした。青は水遁を使いボルトをその場から引き離す。青は蝦蟇と瓦礫に押しつぶされ死んでいた。

 木の葉丸は果心居士から情報を聞き出そうとするが、果心居士は質問には答えず全員を封印術にかけ動けなくして、殺す気である。封印術をいち早く解いた木の葉丸が果心居士と戦う。

 木の葉丸と果心居士は数手体術で打ち合ったあと、木の葉丸は螺旋丸を作る。そして驚くことに果心居士も螺旋丸を作り打ち合いになる。木の葉丸は果心居士が作った螺旋丸が科学忍具の類ではないことを見抜いていた。だからこそ驚いていた。果心居士は小さな蝦蟇を木の葉丸につけていた。

 木の葉丸につけられた蝦蟇は炎へと変わり木の葉丸を包む。激情に駆られたボルトの印が形を変え、術を吸収する。果心居士はボルトの印のことを楔と言っていた。果心居士はボルトの楔を見ると態度を変え、去って行った。

 里へと戻る道中、ミツキがなにかに気がつく。その先には科学忍具で作られた人形があった。それはボルトたちが戦ったものと同じ形で、壊されていた。少し離れた所には一人の少年が倒れていた。そしてその少年の掌にはボルトと同じ印が刻まれていたというところで6巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ボルトが科学忍具への考えを改めていたシーンです。科学忍具を嫌っていたボルトが、研究所で科学忍具に触れそれを作る人たちの思いを知った。だからこそカタスケには作ったことを後悔してほしくないし、間違った使い方をしている青は許せない。ボルトのまっすぐな想いが伝わってきます。

よる。 2021/3/26

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