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BORUTO 8 「殻」襲撃!強敵を目の前にどうする!?[よるの読書感想#60]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 8 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です

前回のお話

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カワキの当り前

 ナルトはカワキを連れて出掛けていた。するとタイ焼き屋の前でサラダと出会う。ナルトはサラダと話しながらタイ焼きを注文する。カワキにも注文するように促す。サラダのオススメを無視してチョコ味のタイ焼きを頼む。

 カワキは初めてタイ焼きを食べるようでえらく興奮した様子で食べていた。そこに走ってきた通りすがりの少年がカワキにぶつかる。カワキは腕を変形させぶつかってきた少年に向ける。

 ナルトが寸のところで止める。怯える少年にサラダが優しく声をかける。そしてサラダはカワキの行動に怒りをあらわにする。その様子を見ていたナルトがカワキの言動を注意する。

人の温かさ

 そして目的の場所へと着く。その場所はナルトの同期の山中いのが営む花屋である。ナルトはカワキが壊した花瓶の代わりをこの花屋で買うつもりだった。カワキに花瓶を選ぶように言う。

 カワキは適当に近くに置いてあった花瓶を選ぶ。その様子を見ていたサラダが真面目に選べという。なにかと突っかかるカワキはサラダに反抗するがナルトが制止する。カワキは初めに選んだ花瓶を再び手に取り悪くないデザインだからナルトの部屋にもなじむと思うと言って選んだ。

 いのは特別に花も付けてくれると言った。カワキの持つ花瓶にいのが花をさそうとした瞬間、カワキの目にはジゲンの姿を垣間見る。動揺したカワキは花瓶を落としてしまう。明らかに様子の違うカワキの姿に、ナルトはカワキを抱きしめる。

 別れ際サラダはカワキに困った時はいつでも力になると言って去って行った。自宅に帰るとボルトが待っていた。カワキは選んだ花瓶をボルトに渡す。ボルトはカワキの誠意を認めたうえでカワキに接着剤を渡し出掛けてしまう。

 そのころ里の外では果心居士と様子を見に来た殻のメンバーのデルタが里への侵入を施策していた。木の葉に登録のあるチャクラかどうかを識別する警備ゆえに侵入は出来ないはず。だが果心居士は警備をすり抜け里へ容易く侵入してしまう。

和解の印

 ナルトはボルトを忍組手に誘っていた。カワキも楔の研究になると言って誘っていた。ナルトとボルトの忍組手を見て、カワキは楔を使うように言う。使い方が分からないボルトの様子を見て、カワキは自分の楔を使う。すると共鳴するようにボルトの楔の形が変わっていく。

 使う事をためらっていたボルトだったが相手がナルトということを思い出し、心配はないと判断した。楔を使って戦うボルトは先ほどよりも強くなっている。だが、相手は火影である。いとも簡単に後ろをとられ攻撃を食らってしまう。

 そこで忍組手は終わりを迎える。ボルトとナルトは和解の印をしていると、カワキが不思議そうに見ていた。一緒に見学していたヒマワリがカワキに和解の印の意味を教える。カワキは自分がしてきた修行と違う事を思い返していた。

友達で世界は変わるんです

 カワキはナルトに訓練はいつもあんな感じなのかと尋ねる。修行にカワキも誘うが、カワキはチャクラが扱えないから無理だと言った。ナルトはカワキにチャクラの本質を教える。チャクラは繋ぐ力だと。

 ナルトの言葉に理解は示さなかったが、影分身には興味を示していた。むしゃくしゃした時に自分を殴れるから便利だというカワキに、ナルトはそんなことをしても無駄だと言った。やってみなければわからないというカワキに、ナルトはとっくの昔に実証済みだと言った。

 そしてナルトは友達で世界は変わると言った。それでも否定の言葉を紡ぐカワキにナルトはそれも実証済みだと言った。カワキは壊れた花瓶を直していた。その様子をヒマワリが眺めていた。カワキは合理性に欠けると言って諦めかけていた。ヒマワリも新しい花瓶を買ってきてくれたから十分だと言った。

やっぱり相性悪いんです

 その様子を影から見ていたボルトがカワキに声をかける。楔の研究に付き合ってやると言い出した。ナルト立ち会いの元実戦形式で楔を使う2人。カワキはボルトの身のこなしを見て、攻撃を吸収しろと言った。

 問答無用で攻撃してくるカワキにやけくそになりながら攻撃を吸収しようとするボルトだったが、もちろん上手くいくはずもない。ボルトはやり方を教えろと怒鳴るがカワキはセンスがないの一言である。

 口論に発展しそうなところで、ナルトが終わるなら和解の印をしろと促す。カワキとボルトが指を組んだ途端2人に痛みが走る。ボルトは痛みの瞬間モモシキの姿が見えたがカワキには特になにも見えていなかったようだ。

殻襲撃

 一方デルタはしびれを切らし科学忍具のようなものでカワキを独自に探していた。そしてカワキの姿を見つけると、猛スピードで里に侵入する。感知部隊のいのからナルトに侵入者の情報が伝えられる。

 ナルトがヒマワリたちを避難させる前にデルタが目の前に現れる。ナルトはカワキから殻のメンバーかどうかだけ確認し、デルタの前に立ちはだかる。戦いが始まると一介の下忍が助太刀に入れるような戦いではなくなった。

 ナルトが体勢を崩したデルタに螺旋丸をぶつけようとすると、デルタの眼に吸収される。さらに地面からデルタ攻撃が襲ってくる。眼だけはなく脚までもが科学忍具である。カワキ同様体が科学忍具である。

 徐々に調子を上げてくるデルタにナルトも対応していく。デルタの攻撃がナルトの腹部を貫通する。ナルトはデルタに踏みつけられながらデルタから情報を引き出そうとするが、デルタはナルトの腹部を貫通した武器を強引に引き抜きその手には乗らないと言った。

 武器を引き抜かれたナルトの腹部はたちまち治っていく。戦いは更に加速していくところで8巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ナルトがカワキを抱きしめるシーンです。たった一言だけなのに、ナルトの優しさなのか偉大さなのか、上手く言えないけれど昔のナルトとはまた違った魅力が出ていると思います。

よる。 2021/3/30

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