BORUTO―ボルト― 7 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス) の読書感想です
前回のお話
同じ印を持つ少年は話を聞いてくれません
ボルトたちは同じ印を持つ少年を里に連れ帰ろうとしていた。その時、少年の意識が戻ったと思ったら問答無用で攻撃を放ってくる。少年はボルトたちのことを殻の追手だと思っている。
木の葉丸は自分の身分を明かしたうえで里に連れ帰ろうとしていたが、少年はとんと話が通じない。少年が攻撃を仕掛けてくる前に、ボルトは自分の印を少年に見せる。少年はボルトの印のことを果心居士と同じように「楔」と呼んだ。
ボルトの印を見て少年は更に殻の追手だと思い込んでいる。すると突如少年とボルトたちの間に攻撃が放たれる。攻撃の主は奇妙な姿をしていた。少年は我婁と呼んでいた。我婁はべらべらと情報を話してくれるので、目の前の少年が青の探していた積荷で器だという事が分かった。
共鳴する印
我婁は器である少年を回収しに来ていた。我婁は少年に向かって攻撃をするので少年も戦う事になる。我婁の攻撃は科学忍具だが、少年の攻撃は見た事のないものだった。自分の体を武器に変えているようにも見える。
だが、少年は相当疲弊しているのか至近距離で攻撃をあび気を失ってしまう。助けに行こうとするボルトを木の葉丸が止める。その時ボルトの印が形を変え、同じように少年の印も形を変える。
少年は我婁の腕を一撃で吹き飛ばす。そして少年の印とボルトの印が共鳴する。少年は攻撃を吸収し、強大な一撃を放ちあたり一帯を更地にしてしまう。木の葉丸たちはボルトが攻撃を吸収できたおかげで無事だった。
その体は科学忍具である
少年はまだボルトたちが殻の追手だと思い、話を聞かない。ボルトがイラつき始めた時、少年の体が煙を吐き倒れてしまう。その現象を見たカタスケは少年の体そのものが科学忍具だと言った。
その様子を黙って見ていたミツキが、クローン技術で作られた自分のように少年も作られたのかとカタスケに尋ねる。ボルトたちはその言葉に驚く。ミツキは更に自分は大蛇丸のクローンだと言った。その言葉にサラダは頭痛を覚える。カタスケはミツキとは別の技術で作られたものだと言った。ともかくボルトたちは少年をナルトの元へ連れて行くことにした。
隙あらば逃げます
少年が再び目を覚ました時、すでに木の葉の里の中だった。その場にはナルト、シカマル、木の葉丸が在席していた。その場から逃走を図ろうとする少年をシカマルの術で阻止する。
それと同時に五影会談も進行されていた。ナルトは少年を監禁などではなく自らの側に置くと決めていた。少年の体が科学忍具であること、掌の楔と呼ばれた印などわかりうるだけの情報を共有していく。
そしてナルトは少年を自宅へ連れ帰ろうとしていた。ナルトが背を向けた瞬間少年は姿を消した。だが、ナルトは少年のルートを先回りして待ち伏せていた。自宅に連れて帰ると、ヒナタが待っていた。
ボルトは妹のことが好きなんです
そしてナルトはまだ少年の名前を知らないことに気が付き尋ねるが、少年はひねくれているのか教えようとはしない。少年はナルトが席を立とうとした瞬間、テーブルをひっくり返し逃走を図る。
ナルトは、火影としての力を見せながら危害を加える気がないことを少年に伝える。その時ボルトの帰宅を知らせる声がする。ボルトが部屋に入ると、少年が家にいることに疑問を持つ。
ナルトがかいつまんで説明する。事情を聞き理解を示すボルト。その時、ボルトの視界に割れた花瓶が目に入る。それは妹のヒマワリが作ったもので、ナルトがやんわりと説明するがボルトの怒りは収まらない。
第一印象も相性はも最悪です
ボルトが割れた花瓶の大切さを説明すると、少年は謝罪の言葉と共に名前を名乗った。少年の名前はカワキと言った。次の日、ボルトとカワキはトイレの前で顔を合わせる。どちらが先に用を済ませるかで揉め始める。だが先に入っていたナルトが別のところでして来いと声を上げる。
そりの合わない2人。用を済ませると示し合わせたかのように戦いはじめる。そして2人の楔が共鳴するように形を変え始めた所でナルトが止めに入る。そして任務への準備をしているボルトの前にカワキが現れる。
カワキはボルトの楔が殻とは関係ないことを確かめに来ていた。ボルトはモモシキとの戦いの後についていたことを話し、カワキの楔がどこで手に入れたものなのか聞いた。カワキは自分の身に起こったことをわかる範囲で話した。そのうえでカワキはボルトに楔を取り除きたくないかと尋ねた。そして自分に協力しろと言った。ボルトはそんなことよりカワキがヒマワリの花瓶を壊したことを怒っていた。
変わりの花瓶を探してくるというカワキにボルトは気に入らないと言って出掛けてしまった。カワキは壊れた花瓶が包まれた袋の前に立っていた。そこにナルトが現れ、気にするなと言ったがカワキは新しいのを探してくると言った。
お金を持っていないカワキが花瓶を買ってくることはできないので、盗む気である。その様子を見たナルトはカワキを外に連れ出すところで7巻は終わっています。
よる。のお気に入りのシーン
私のお気に入りのシーンは、ミツキが自分は人造人間だとさらっと暴露するシーンです。その情報結構重要ですよね!?って突っ込みたくなりました。サラダの頭痛くなる気持がわかります。何気ないシーンなんですけど、結構印象に残っています。
よる。 2021/3/29
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