転生したらスライムだった件(13) (シリウスコミックス) の読書感想です
- 前回のお話
- リムルが国に帰還。そこには息を引き取ったシオンの姿があった
- リムルはシオンを復活させる決意を固める
- リムルはシオン復活のために自身が魔王になることを宣言した
- 次巻、凄惨な儀式が始まる...
- よる。のお気に入りのシーン
前回のお話
12巻ではリムルはシズの心残りであった子供たちを救い、イングラシア王国を後にした。しかしその帰り道、西方聖教会聖騎士団長ヒナタ・サカグチの襲撃を受けてしまう。
分身体を囮に使いヒナタの襲撃をしのいだリムルだったが、テンペストへの帰還が遅れてしまう。その間にテンペストでは異世界人であるショウゴ・タグチ、キララ・ミズタニ、キョウヤ・タチバナによる攻撃が始まっていたところで終わっています。
リムルが国に帰還。そこには息を引き取ったシオンの姿があった
リムルは街の中に転移できなかったので、近くの洞窟に転移した。そしてヒナタとの戦いで張られていた結界の劣化版がテンペストに張られていることに気がつく。リムルがテンペストに入ると、すぐにリグルドがやってきた。そしてそこには変わり果てた魔物の姿があった。
リムルは怒りで頭がいっぱいになるが冷静を保ちつつ会議を開いた。そして事の顛末を聞かされる。そして、シオンの姿がないことにかがつくリムル。ベニマルは静かに死体が安置されている場所へと案内した。そこにはすでに息を引き取ったシオンの姿があった。そして街の入り口に冒険者一行のエレンたちがやってきた。エレンは今のリムルに必要な話があると言って頭を下げた。
リムルはシオンを復活させる決意を固める
エレンはリムルに死者が蘇生したお話があるといった。それは竜皇女が魔王に進化し、その友であった竜を復活させたという話だった。そしてリムルは魔王になる決意と必ずシオンたちを復活させると決意を固めた。
リムルは改めて自分の考えを伝えるため会議を開いた。そしてミュウランの事情聴取も始める。ミュウランはクレイマンの配下のひとりだった。しかしミュウランはすでにクレイマンに見捨てられていた。リムルはミュウランに死んでもらうと告げた。
ヨウムはミュウランを連れて逃げようとするがミュウランは逃げなかった。そしてリムルがミュウランに手をかけて死んだかと思いきや、ミュウランは生きていた。実はミュウランの仮初めの心臓は盗聴器代わりに使われており、クレイマンを騙すため芝居をしていたのだ。
リムルはシオン復活のために自身が魔王になることを宣言した
会議では、リムルは魔王になることを伝えた。そして皆から人間に対する意見を聞いたがやはり不信感が募っていた一方で、信頼できる人間もいるという意見もあった。そしてリムルは自分が元人間で転生者であることも伝えた。そしてすべての責任は自分にあると伝えたところ、それは違うと否定された。そして責任は皆にあると言われるリムルだった。そして、やはりみんな元人間だろうとリムル自身が好きだと伝えられた。
そしてリムルは改めて今後の方針について伝えた。そして進行中の軍に関してはリムルがすべて対処すると言いだした。魔王へと進化するのに必要な儀式だからだ。
次巻、凄惨な儀式が始まる...
そして各地で戦闘が始まったところで13巻は終わっています。リムルはシオンたちを蘇生することが出来るのか、本当に魔王に進化してしまうのか気になります。