#毎日小さな改善を

[毎日小さな改善を]をモットーに、けつあきらとよるが読書感想とか書いてます。

転生したらスライムだった件 10 人為的に召喚され余命1~2年しかない子供たちとの出会い[よるの読書感想#26]

転生したらスライムだった件(10) (シリウスコミックス)

転生したらスライムだった件(10) (シリウスコミックス) の読書感想です

前回のお話

www.il-magnifico.com

 9巻ではテンペストと獣王国との交流が始まり、またドワルゴンではリムルは二国間の交友をアピールするため演説を行った。
 徐々に国家としての地盤を固めつつあるテンペスト。安定した生活を手に入れつつあるリムルだったが、それに呼応するかのように夢に見るシズの記憶。リムルはシズの想い残しである子たちに会い、人間の国・イングラシアへ向かうのだった。

シズさんの想い残しの子ども探し

 ブルムンド王国にてシズさんの心残りである記憶の子たちに会うため手がかりを探していると、イングラシアにシズさんの弟子・ユウキ・カグラザカがいることを知る。ユウキ・カグラザカは自由組合総帥を務めておりフューズに紹介状を書いてもらうことにするリムル。そして身分証を手に入れるため自由組合の冒険者登録を行うことになる。

 リムルは討伐部門の試験を受けることにする。そして試験管のジーギスと戦うことになる。ジーギスは召喚魔法の使い手だった。次々と魔族を召喚していくがリムルは瞬殺してしまう。ジーギスはリムルの実力を認めB級への試験を突きつける。その相手は下位悪魔だった。リムルは人前でグラトニーは使うことを遠慮して、刀で攻撃するが悪魔には物理攻撃が効かない。魔法も効き目はいまいちだ。だが、リムルは冷静な判断力であれたなスキルを獲得し、悪魔を倒すことに成功する。

 そして試験会場にギルドマスターのフューズが現れて場を静める。そしてフューズからブルムンド王から極秘会談の誘いがあることを知らされるリムル。リムルはもちろん受ける。ブルムンド王との会談の前に打ち合わせでベルヤード男爵と話し合いを行った。そして会談当日。無事条約は締結された。

日本人”ユウキ・カグラザカ”

 そしてついにイングラシアへと旅立つリムル。イングラシアへと着くとエレンたちから西方聖教会に気をつけるように言われる。だが西方聖教会にはシズの心残りのひとりであるヒナタ・サカグチがいた。

 翌日、自由組合本部を訪ねるリムル。そしてついにユウキ・カグラザカと会うことができた。リムルがシズが亡くなったこと、そしてリムルがシズを食べた事を伝える。それだけを聞いたユウキ・カグラザカはリムルを殺しにかかるが、リムルはいとも簡単にとめ、話を聞くように説得する。落ち着いたユウキ・カグラザカはリムルの話を聞く。そして、リムルは自分がユウキ・カグラザカと同じ日本人だということを伝える。疑うユウキ・カグラザカにリムルは自分の記憶の中にある漫画を見せ信頼させるのだった。

人為的に召喚され余命1~2年しかない子どもたち

 そして、話はシズの心残りである5人の子供たちのことになる。5人の子供たちはみな人為的に召喚された転生者だった。しかも、余命が1~2年ほどしかないという事実も。リムルは5人の子供たちを助けるために、子供たちが現在いる学校に行き教師になることになった。

 リムルはさっそく5人の子供たちがいる教室に向かうと、いきなり襲いかかってくる子供。リムルは奥の手を使って襲いかかってきた子供を大人しくさせる。そしてリムルは子供たちの現状をみるためにも模擬選という形でテストを行う。結果はリムルの圧勝だったが、子供たちはリムルのことを信用し始めていた。

 そしてリムルは子供たちに必ず助けると宣言したところで10巻は終わっています。リムルは子供たちを救えるのか気になるところです。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、子供たち相手にリムルが奥の手を使うシーンです。いきなり襲いかかってきたケンヤにたいして、リムルはランガをだしケンヤの頭をくわえさせるという何とも面白いシーンです。イラストを見た瞬間プッと笑ってしまいました。

よる。 2021/1/4

#転生したらスライムだった件
#川上泰樹
#伏瀬
#読書感想
#よる。