転生したらスライムだった件(11) (シリウスコミックス) の読書感想です
前回のお話
10巻では亡きシズの心残りである子供たちに会いに、人間の国・イングラシア王国へ向かったリムル。途中立ち寄ったブルムンド王国では冒険者登録やブルムンド王との極秘会談を行い、人間との交流の難しさを思い知るのだった。
そしてたどり着いたイングラシア王国では、日本から転移者、ユウキ・カグラザカと出会い、彼が理事を務める学校でシズの心残りだった5人の子供たちと出会うことができた。しかし子供たち、不完全召喚された異世界人であり余命わずかだという。リムルは子供たちの未来を救うべく、まずは先生として教壇に立つところで終わっています。
子供たちの寿命を伸ばすための方法
一度状況報告の為テンペストに戻ったリムル。シズの心残りの子供たちの現状を皆に話す。リムルはシズさんの時と同じように、子供たちの体に精霊を宿すことを考えていた。トレイニーさんはリムルに精霊の棲家に行くことを勧める。
夜の街のムフフなお店へ繰り出す
そしてリムルはまた人間の国・イングラシアへと戻る。郊外で子供たちと共に課外授業を行っていると、ドラゴンが現れる。リムルは子供たちをランガに任せ、襲われている人たちを助けにいく。
リムルがとある男を助け、ドラゴンを退治すると側にテンペスト製の回復薬が転がっていることに気がつき男に話しかける。男の名前はガルド・ミョルマイル。テンペストから回復薬を買いいれた商人だった。ミョルマイルはすぐにリムルの正体に気がつきお礼がしたいと申し出た。
その夜。ミョルマイルの招待を受け夜の店へと足を運ぶリムル。手短に話を済ませミョルマイルは去って行った。そして綺麗なお姉さんに囲まれていると、以前違う店であったダークエルフのお姉さんがいることに気がつく。そしてダークエルフのお姉さんもリムルの正体に気がついていた。
そしてお姉さんに精霊の棲家の場所を占ってもらう。
子供たちとともに精霊の棲家へ
さっそく精霊の棲家の場所に向かい拠点移動の魔法陣を張りひとまず帰るリムルだった。翌日、リムルはランガと子供たちを連れ精霊の棲家を訪れる。すると精霊から試練が与えられるが、リムルはいとも簡単にこなしてしまう。
そして、ひとりの妖精女王でもあり魔王でもあるラミリスに出会う。リミルはラミリスに上位精霊の召喚の協力を仰ぐ。ラミリスは快く引き受けてくれた。
精霊の棲家の最深部にたどり着き、まず初めに最年長のゲイルが精霊と接触することになった。現れた精霊は下位精霊だったが、リムルのスキルによって疑似上位精霊に進化し融合させることに成功した。
子供たちは救えたが不安要素が...
2人目のアリスも同じような方法で無事成功した。3人目のケンヤはなんと上位精霊が自ら現れケンヤの元へと入って行った。ケンヤには勇者の素質があったのだった。4人目のリョウタはリムルのスキルを使い融合させ無事に終えた。残ったクロエが祈りを始めると今までと違う感じがする。
リムルもラミリスも警戒し攻撃するが、謎の女性はクロエの中に入って行った。不安要素は残ったが、シズの心残りだった子供たちは無事救えたというところで11巻は終わっています。シズさんの心残りだった子供たちを救えてよかったです。
よる。のお気に入りのシーン
私の今回のお気に入りのシーンはやはりシズさんの心残りだった子供たちを救えたシーンです。見ていてよかったなって思うし安心しました。
よる。 2021/1/6
- 作者:伏瀬
- メディア: セット買い
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