転生したらスライムだった件(16) (シリウスコミックス) の読書感想です
- 前回のお話
- 暗躍し続けてる魔王クレイマンを叩くことを決意する
- 無限牢獄から解放されたヴェルドラは、リムル似の依り代で行動を共にすることに
- 魔王たちの動向
- 魔王になるために人間を虐殺したリムル、事の端末をどうするか...
- 全部、暴風竜ヴェルドラの仕業に!
- よる。のお気に入りのシーン
前回のお話
15巻ではリムルは魔王となり、無事シオンたち仲間の命を救うことに成功した。また、戦場でリムルに召喚された悪魔はディアブロと名付けられ、テンペストの新たな仲間となった。
しかしこれで日常を取り戻せたわけではない。ファルムス王国への処分、魔物を敵視する西方聖教会の存在、そして暗躍する魔王・クレイマン。問題が山積みなことにリムルは悩む。そんななか、大賢者から進化した知彗之王より無限牢獄の解析鑑定が間もなく終了するとの知らせが入ったところで終わっています。
暗躍し続けてる魔王クレイマンを叩くことを決意する
リムルは改めて皆の前で魔王になることを宣誓した。そしてミュウランを操り襲撃を拡大させ、さらにミリムを使い友好国・獣王国を滅亡させた魔王クレイマンを叩くこととした。
無限牢獄から解放されたヴェルドラは、リムル似の依り代で行動を共にすることに
そしてリムルは解析の終わった無限牢獄を解放しヴェルドラを解放する。リムルはヴェルドラに依り代を渡しヴェルドラを外へと連れ出す。すると外にはヴェルドラの復活の気配を感じ取った皆がいた。リムルは皆に友人であるヴェルドラを紹介する。するとそこにクレイマンの動向を探っていた蒼影が帰還し会議を開くことになった。
魔王たちの動向
一方、クレイマンは自身の計画が上手くいかず荒れていた。そこにフレイがやってきて、ミリムが獣王国を消滅させたことを伝える。クレイマンはフレイにミリムの世話を押し付ける。クレイマンは魔王・レオンを始末することを企んでいた。
イングラシアでは中庸導下連のラプラスがユウキ・カグラザカに接触していた。ユウキはラプラスを使い西方聖教会の情報を探っていた。ラプラスは西方聖教会に吸血鬼族がいた事を伝える。すると、その吸血鬼族の正体は魔王・ヴァレンタインだという。ユウキはクレイマンと共になにかを企んでいる様子だった。
魔王になるために人間を虐殺したリムル、事の端末をどうするか...
クレイマンの動向を探っていると、フューズがやってきた。フューズはファルムス軍との戦いの末席に置いてほしいと申し出た。リムルが事の顛末を話していると、ガゼル王もやってきた。ガゼル王の目的は、事の顛末を有耶無耶にすることだった。そしてリムルの元に新たな客がやってきた。魔道王朝サリオンの使者でエレンの父親だった。そしてそこにヴェルドラがやってきて事はさらに混乱を招いたのだった。
全部、暴風竜ヴェルドラの仕業に!
ひと段落したところで改めて会議が始まった。リムルは異世界からの転生者だということやヴェルドラとの出会いなどのいままでの経緯を話した。リムルはファルムス軍の虐殺を暴風竜の仕業にすることとした。ファルムス王国には賠償を命じる体で一度滅ぼし新たな国として生まれ変わらせることとした。
そしてサリオンと国交が樹立したところで16巻は終わっています。クレイマンやユウキの動向やテンペストの今後の動きが気になるところです。
よる。のお気に入りのシーン
私の今回のお気に入りのシーンは、ヴェルドラの復活です。二年の歳月をかけて復活したヴェルドラ、よかったです。これからリムルとうんと仲良くなってほしいです。
よる。 2021/1/13
- 作者:伏瀬
- メディア: セット買い
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