「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」の読書感想です。
KAIST(国立韓国科学技術院)大学院修了し、ゲーム制作、VRシステム制作から、組織作り。リーダーシップを研究するようになったという許 成準(ホ・ソンジュン)さんが著者です。
昨日がインド出身のサチン・チョードリーさんの著書だったので、2日連続で外国出身者の習慣本を読みました。
本書は、著者が行なっている習慣ではなくて、天才として選んだ88人の偉人や有名人の習慣とエピソードが紹介されていました。
読了までは2時間半くらいでした。
天才として選ばれた88人は、「ウォルト・ディズニー」「スティーブ・ジョブズ」などの実業家、「アガサ・クリスティー」「J・K・ローリング」などの小説家、「ドナルド・トランプ」「バラク・オバマ」などの政治家。
これらの海外の天才だけでなく、「鳥山明」「イチロー」「羽生善治」と国内からも選ばれていました。
有名どころだけでなく、「小島秀夫」や「菅野よう子」が選ばれていたことは驚きました。
他にも「ブルース・リー」「サム・ライミ」「マリッサ・メイヤー」「ナポレオン・ボナパルト」「ヒース・レジャー」などなど、いろんな天才が紹介されています。
わたしが、すぐに取り入れたいと思った天才の習慣は、この3つ。
読書をする
「ビル・ゲイツ」「ナポレオン」「ブルース・リー」「アイザック・ニュートン」などの天才が、読書を習慣としていたらしいです。
これだけ多様な天才が習慣にしていたんですから、取り入れたほうがいいに決まってますよね。
1日1本映画をみる
小島監督(ゲームクリエーター)の習慣。 どんなに忙しくても1時間半は映画を観ているらしいです。
小島監督の父の影響らしく、毎日家族と1本の映画を観るのが日課だったといいます。
小島監督のようなクリエイティブな人には憧れているので、時間を捻出してみたいと思いました。
たびたび目を閉じる
先ほどの小島監督は、午前6時半から1時間ほど瞑想。
他にも、「ジャック・ドーシー(ツイッター創業者)」の習慣も瞑想です。
マインドフルネス瞑想って流行ってますからね。
でも、瞑想って時間もかかるし、なんとなく面倒。
そこで、その代替え案として、ポール・ゴーギャン(画家)の「たびたび目を閉じる」を取り入れようと思います。
目を閉じているだけで、脳の中では真理を安定させるα波が発生するといいます。簡単な瞑想な効果が得られるらしいです。
他には、こんな習慣が気になりました。
自分の残りの寿命を確認する (パトリック・コリソン)
ささいな問題は予め選択肢を決めておく(リチャード。ファインマン)
毎日5分、ひとつにアイデアを考える(孫正義)
苦労せずに結果を出す方法を考える(鳥山明)
外国語の修得を諦めない(李嘉誠)
多種多様な88人のエピソードを紹介できる著者は、本が好きなんだろうなと思いました。
それぞれに習慣とエピソードが紹介されているので、自分が知らなかった天才のエピソードを知ることができて、面白かったです。
教養が身について、ちょっと賢くなった気がしてます。
本書を読んで気になった天才は、詳しく紹介されている他の本を読んでみたいですね。
天才のカタログといった感じで、お得感がありました。

- 作者: 許成準
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2019/04/14
- メディア: 単行本
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追伸
ツイッター(@ketsuakira)でも読書感想をつぶやいています。
ご覧いただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。