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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9 ヘスティアのベルに対する愛情の深さがよく見える一冊![よるの読書感想#43]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス) の読書感想です

前回のあらすじ

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 8巻ではダンジョンの中層に突入したベルたち。リリルカやヴェルフとの確かな絆により順調に攻略が進んでいた。

 そんな折、他パーティーから押し付けられたパス・パレードにより情勢は一転。地上への帰還もままならない状況に陥ったベルは安全階層である18階層を目指すこととなる。

 その頃地上では帰宅しないベルを心配したヘスティアが捜索隊を結成。禁忌とされるダンジョンの潜入を決断していたところで終わっています。

ヘスティアとの再会

 ベルはロキ・ファミリアに保護されていた。そしてヘスティアとの再会も果たす。更にパス・パレードを押し付けてきたタケミカヅチのファミリアの冒険者とも相まみえる。リリルカとヴェルフは冒険者の姿を見ると怒りをあらわにいていた。ヘルメスの助言もありその場はなんとか事を収めた。

 ヘスティアはヘファイストスから預かった魔剣をヴェルフに渡す。そしてベル捜索隊は脱出の計画を立てる。階層主をロキ・ファミリアに倒してもらったのちに上層へと脱出するというものだった。

リューの過去

 暇な時間が出来るのでベルたちは観光することになった。ベルたちは観光を終えると武器の手入れなどをしていた。そこにヘルメスが話しかけてきた。ヘルメスはベルをひそかに連れ出すと女性陣が水浴びをしているところに連れてきた。つまり覗きだ。

 ベルは動揺し樹から落下してしまう。ベルは慌ててその場から逃げだすが逃げた先にはリューが水浴びをしていた。リューは問答無用で小太刀を投げつけてくる。ベルは必死に弁明し事情を理解したリューはベルに着いてきてほしいところがあると言って歩き出す。

 リューの歩く先にはお墓があった。リューのかつての仲間たちのだ。リューは自分の過去をベルに話したのだった。

 一方ヘルメスはベルに絡んでいた相手を使ってなにか企んでいた。

ヘスティア何者かに拉致される

 ベルはステイタスの更新を終わらせテントを後にしようと準備をしていた。ベルはアイズに挨拶をしてくると言ってヘスティアと別れた。その後ヘスティアは何者かに連れ去られてしまう。

 アイズに挨拶を済ませテントに戻るとそこにヘスティアの姿はなかった。代わりに置手紙が置いてあった。中身を読んだベルはすぐに指定された場所へと向かう。指定された場所に着くと酒場でからんで来た冒険者の姿があった。

 冒険者はベルに決闘を申し込んで来た。ベルはヘスティアを取り戻すため決闘を受けた。決闘が始まると冒険者の姿は見えなくなり、ベルは正体不明の攻撃を受け続けるだけになってしまう。

ヘスティア救出作戦

 一方ヘスティアの元にはリリルカが助けに向かっていた。リリルカは変身魔法を使い上手く見張りを追い払いヘスティアを助ける。そして2人はベルの元へと急ぐ。タケミカヅチのファミリアの冒険者やリューたちもベルの元へ向かっていた。

 ベルは見えない攻撃に順応し避けられるようになっていた。ベルが反撃まで出来るようになったところで、ヘスティアが現れる。ヘスティアは決闘を止めるため抑えていた神威を出し決闘を止める。

 冒険者たちが逃げ出したところで事は終息を迎える。ところがヘスティアが神威を出した影響で安全階層に階層主が現れてしまったところで終わっています。階層主を倒すことはできるのか気になります。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ヘスティアが決闘を止めるシーンです。普段は神様って感じのしないヘスティアですが、この時ばかりはやっぱりヘスティアも神様なんだなと思わされるシーンでした。神威を出して喋るヘスティアは神々しかったです。

よる。 2021/2/10

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