ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5 ベル、アイズとの修行でさらなる飛躍を見せられるか［よるの読書感想＃39］

　４巻では強くなりたい一心で冒険者の道を歩んできたベルはサポーターのリリルカと共にダンジョン１０階層へと到達していた。

　霧立ち込める、その場所で２人の眼前に現れたのは「大型級モンスター」オークだった。交戦状態に突入したベルの背後からリリルカが強襲する。しかしリリルカにも事情があった。

　それを受け入れたベルを見てリリルカは心を入れ替え改めてリリルカはベルのサポーターとなるというところで終わっています。

　ある日ベルはギルド本部へと訪れていた。するとそこにはアイズの姿があった。アイズの姿を見たベルは踵を返し逃げ出してしまう。しかしアイズはベルより足が速かった。あっという間にベルを捕まえる。

　そしてそこにエイナも追い付く。アイズは、１０階層で拾ったベルの篭手を返しに来ていたのだった。エイナはベルにこっそり２人で話をつけるように言うと去っていた。アイズは酒場での件を謝罪してきた。そしてベルもアイズにお礼を言う。

　強くなりたいというベルを見てアイズは修行をつけてくれると言ってくれた。ベルは二つ返事で受け入れた。さっそく修行が始まった。アイズは体術やナイフの扱い方を教えてくれたが、上手く教えられず実戦形式で教えることになった。終始アイズのボコボコにされるベル。そこには圧倒的な実力差があった。

　一方ベルのことが好きなフレイヤはモンスターを使ってなにかを企んでいた。

　修行を終えたベルはリリルカと共にダンジョン探索を行っていた。リリルカは、ソーマに見つからないように死んだことに見せかけ、容姿を変えて過ごしていた。いつも通り戦闘をこなす２人。

　とある日いつものように修行を行っていると、空腹にかがつく二人。とあるお店に行くことにした。そこはヘスティアがバイトしているお店だった。予想通りアイズと２人でいるベルを見てお怒りなヘスティア。

　ヘスティアはあと二日だけ見逃すことになった。そしてその日の修行はヘスティアも見学することになった。修行を終えた帰り道、キャットピープルの襲撃にあう三人。アイズの活躍もあり襲撃者たちを退けた。

　別の日、アイズがレベル６に到達していたことをギルドの発表で知るベル。落ちこむベルだったがアイズとの修行で更に強くなることを決意したところで５巻は終わっています。フレイヤはなにを企んでいるのか、襲撃者たちは何者なのか気になります。

　私の今回のお気に入りのシーンは、アイズの戦闘シーンです。アイズってこんな強かったのかと思わされるシーンでした。ベルはアイズに追いつくことができるのか今後の展開が気になります。

よる。 2021/1/16

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