SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)の読書感想です。
1巻では東西の平和を脅かす存在に接触するため、一週間で家族を作り名門校へ入学するという任務を受けた凄腕スパイ≪黄昏≫。だが、偶然にも孤児院から引き取った娘アーニャは≪心を読む超能力者≫、妻のヨルは≪暗殺者≫という異色の仮初め家族。
そうして、互いに正体を隠したまま受験に挑むことになった3人。試験当日、予想外のトラブルが起きるもののなんとか事なきを得るのだが、面接官の心なき質問に激こうして黄昏は机を叩き割ってしまいます。
果たして、試験の合否はというところから2巻は始まります。
合格発表当日、アーニャの受験番号は掲示板には無く不合格となってしまいますが、補欠合格者のリストには載っており、後日自宅に合格の電話が来て無事に合格することができました。
合格祝いを自宅てやっていると、ご褒美が欲しいというアーニャ。そのご褒美がなんと、お城を貸し切り“たすけられごっこ”。そのご褒美もあり、アーニャは学校を頑張ると父である黄昏に伝える。
無事に入学を果たしたアーニャ。黄昏は標的に接触するため、アーニャを標的の息子と同じクラスになるように改ざんする。黄昏は特待生をアーニャに目指してもらうより、息子と仲良くなっておうちにお呼ばれする“なかよし作戦”を考える。
だが、黄昏の思惑通りには事は進まず、アーニャは標的の息子を殴ってしまう。そのため、標的の息子とは最悪の仲になってしまう。
次の日、アーニャは標的の息子に謝るべくして奮闘するも、なかなか上手くいかない。その様子を見守っていた黄昏はなんとか謝罪させるべくして、あの手この手で奮起するも上手くいかない。だが、アーニャは自力で謝罪をすることに成功する。だが、息子の反応はアーニャの理解の範疇を超えていた。
アーニャの問題はそれだけではなかった。アーニャの学力はお世辞にも良いとはいえないので、黄昏は勉強を教えるもなかなか上手くいかない。
ついには、逃げ出してしまったアーニャだったが、実はひとりで勉強をしていたのだった。結局途中で寝てしまったアーニャだったが、その頑張りは黄昏も認めている様子だった。
一方で、妻のヨルには弟がいたのだが、結婚の事実を伝えていなかったのだ。偽装結婚ということもあり、会いにくるという弟に焦るヨルだったが冷静に対処する黄昏。
果たして、偽装結婚ということはバレずに済むのか、スパイだということ隠し通せるのかというところで2巻は終わっている。
ヨルの弟、ユーリの職業についても秘密があるようで3巻の展開が楽しみです。
よる (2020/11/27)
SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者:遠藤達哉
- 発売日: 2019/10/04
- メディア: Kindle版