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BORUTO 2 再び木の葉の里に襲い来る脅威に立ち向かう忍たち[よるの読書感想#54]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 2 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です

前回のお話

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父からの言葉

 二次試験を終えたボルトは自宅へと帰っていた。自宅に帰ると妹のヒマワリが真っ先に祝福してくれた。部屋に戻ると、ボルトの部屋を訪ねる人物がいた。ナルトだ。ナルトはボルトに祝福の言葉と激励の言葉を伝える。ボルトは父から貰う言葉に嬉しさをにじませる。

 三次試験はチーム戦ではなく個人戦となる。三次試験まで残っている忍は皆少なからずの実力がある。ボルトも苦戦を強いられる。ボルトの頭の中にはナルトから貰った言葉が反芻される。だから、禁止されている科学忍具を再び使った。そのおかげもありボルトは勝利を収める。

父親と息子

 そして他の下忍たちの個人戦も進んでいく。ボルトの次の相手は同じ木の葉の里の同期である奈良シカダイである。ボルト優勢で事は進んでいるように見えたが、シカダイの策によりボルトは窮地に陥っていた。ボルトは勝つために再び科学忍具に手を出す。

 誰も科学忍具の存在に気がつかないままボルトの勝利が告げられたが、ナルトだけは気がついた。ボルトの不正を審判役に告げ、忍者失格だとボルトに告げる。説教を後ですると言うナルトにボルトは反発する。

新たな脅威

 そこにボルトに科学忍具を使うように進言したカタスケが現れる。さらに角のようなものを生やした男も現れる。ナルトはすぐに正体に気が付き、問答無用で攻撃を繰り出す男からボルトを守る。

 男の攻撃は観客にまで及んでおり、側にいた忍たちが避難護衛にあたる。ナルトはボルトを避難させようとするが、そこに新手がやってくる。異常事態に駆け付けたサスケは娘であるサラダの危機を救ってからナルトの元へ駆けつけていた。

 ナルトを襲った人物はボルトには目もくれずナルトの元へと向かう。ボルトは科学忍具で忍術を相手に向けて放つが、その忍術は手のひらの目に吸収されてしまう。その人物はボルトのほうへゆっくりと向かって歩いてくる。しかしナルトが駆け付けてボルトを連れてその場を離れる。

 離れたタイミングで奈良シカマルが影縛りの術で相手を拘束するが、やはり手のひらの目に吸収されてしまう。里を急襲した人物は、大筒木キンシキと大筒木モモシキだ。モモシキは強大な術で攻撃を始める。

偉大な父親の姿

 ナルトは九尾の力を使って里の皆を守る。ナルトはサスケに子供たちを頼むと伝えるとその身をたてにして攻撃を受け止める。ボルトは衝撃で気を失って病院に運び込まれていた。目を覚ました時にはナルトは敵に連れ去られた後だった。

 ボルトはたまらずその場から駆け出す。そして父であるナルトがいつもいる火影室へと足を運ぶ。そこには幼いナルトが着ていた上着があった。ボルトはそれをはおり、ぽつりと呟く。自分がダサいと。

 その言葉に同調する人物がいた。サスケだ。ボルトはサスケに問いかける。父はこんな状況の時どうしてきたのかと。サスケは本人に聞けと返す。火影を助けに行こうとするサスケとボルトの元に五影が集まる。

その姿はかつての幼き偉大な死の忍

 サスケの輪廻眼による力で大筒木の元へ行くさなか、ボルトを呼ぶ声があった。母であるヒナタだ。ボルトは傷の付いた額当てをつけ言ってくると伝える。その姿にヒナタはかつてのナルトの姿を重ねる。

 輪廻眼の力で大筒木の元へとたどり着くと、ナルトの救出を行う。サスケはキンシキの相手をしていた。土影と水影の協力を経てキンシキの動きを封じることに成功する。モモシキの相手は風影と雷影、ナルトやボルトがしていた。さらにサスケが駆け付ける。

 モモシキを追い詰めるが、モモシキはキンシキを吸収しその身を食べた。サスケがいち早く切りかかるが遅かった。モモシキは風貌を変えた姿を現したところで2巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私のお気に入りのシーンは、ボルトがかつてナルトが着ていた服をまとってナルトを助けに行くシーンです。その姿はかつてのナルトの姿を彷彿とさせます。幼い頃のナルトとは境遇も環境も違うけれど、やっぱりナルトの息子だなと思います。

よる。 2021/3/16

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