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SPY×FAMILY 5 ヨルさんの手料理の回! ヨルさんの不器用ながらも妻として母として奮闘する姿が純粋に美しい[よるの読書感想#5]

SPY×FAMILY 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

SPY×FAMILY 5 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です。


これまでのお話

 4巻では人命救助の功績で≪星≫を獲得したアーニャは犬を飼うことを希望する。アーニャが飼う犬を探しに街へ行くと、時を同じくして爆弾犬を使った大臣の暗殺計画が発覚する。

 黄昏が大臣暗殺を阻止すべく奔走する間、フォージャ-家の事を知る不思議な犬に出会うアーニャは、その犬の予知能力に助けられながら黄昏が死んでしまうという未来を見事変えてみせる。

 そしてフォージャ-家はその犬を「ボンド」と名付け、家族に迎え入れるというところで4巻は終わっています。

最近帰りが遅いヨル。手には大量の切り傷が。

 そして、最近帰りが遅いヨル。帰ってきても暗く荒んだ表情を見せ、手には大量の切り傷が。そして、ボンドはヨルが泣いている姿を予知する。

 そう、ヨルは同僚に料理を習っていたのです。とある日の料理教室では、味見役もとい毒見役にユーリが召喚されます。果たしてヨルの料理の腕前はと言うと、一口で昏倒するほどのまずさだった。ユーリは吐きながらも笑顔で食べていますが。

 しかし、唯一ヨルが上手に作れる料理がありました。それは、母親が作ってくれたシチューです。上手くできると確信したヨルはフォージャ-家でも振舞います。おそるおそる食べる黄昏とアーニャでしたが美味しいと評価してくれます。ここで、ヨルは嬉しくて泣いてしまいます。ボンドの予知はここのことだったんですね。

アーニャの学校生活

場面は変わり、アーニャの学校生活になります。アーニャはこの日ボンドが新しく映った家族写真を学校に持っていきます。ダミアンに見せようとしますが失敗に終わります。アーニャはべつの作戦でアピールしようと奮闘します。それは、図工の時間に工作でボンドを作りアピールするというものでした。結果は、ダミアンにゴミと言われ失敗に終わります。

しかしアーニャは諦めません。ダミアンの作品を手伝うことでアピールしようとしますが、不器用なアーニャはダミアンにダメだしばかりくらってしまう。アーニャは自分の失敗を落ちこみ、自分が作った作品をダミアンに差し出す。そして、その作品が金賞を取ったのでした。

そして、アーニャ最大のピンチが訪れる。

 そして、アーニャ最大のピンチが訪れる。中間考査だ。もともと学力はよろしくないアーニャ。中間考査も心を読んでカンニングすることでやり過ごそうとするが、中間考査の日は超能力が使えなくなる新月の日だったのだ。

アーニャは勉強を開始するもなかなかはかどらない。そんななか、ヨルの提案で外交官勤務ということになっているユーリに勉強を教えてもらうことになる。が、まったく意味をなさない勉強会だった。結果、アーニャはひとりで勉強することを選択する。

中間考査当日。自信たっぷりのアーニャ。だが、黄昏は心配で仕方なく答案用紙を改ざんすべく学校に潜入する。そこで、アーニャの答案用紙を見た黄昏は少し驚いてるようにも見えます。なぜなら、アーニャのテストの結果ギリギリではあったものの赤点は一教科もなかったのです。

時は進み、アーニャは社会学習として興味のある職業を調べることに

 さらに時は進み、アーニャは社会学習として興味のある職業を調べることになった。アーニャはまずヨルの仕事を調べようとしますが、心の内を読み断念。黄昏の仕事を調べることにしました。黄昏はスパイですが、表向きは精神科医となっています。さっそく、黄昏の勤めている病院を調べる、秘密通路に勝手に侵入し幽霊騒ぎをおこし終了となる。社会学習の発表ではいろいろ問題発言をしたが、黄昏のスーパー弁明術で事なきを得た。

 そしてついに黄昏の同僚「夜帷」が登場する。夜帷は黄昏の妻の座を狙っている。そんなことはしらない黄昏とヨルだったが、心を読めるアーニャには筒抜けだった。

よるのオススメポイント

 今回の私のお気に入りのシーンは、ヨルさんの手料理の回です。ヨルさんの不器用ながらも妻として母として奮闘する姿が純粋に美しいと思いました。

 今後夜帷の登場によって一家はどう変化していくのか、夜帷の恋心はどうなるのか気になるところです。


よる (2020/12/07)

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