葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) の読書感想です。
このマンガがすごい!2021 オトコ篇 第2位の作品です。
- 物語は、魔王を倒し王都へ凱旋するところから始まる
- エルフが50年ぶりに王都へ戻ると、そこには年老た仲間の姿が
- エルフは人間をもっと知るために再び旅に出る
- 人間の勇者の死から27年後、そして28年後
- よるのオススメポイント
物語は、魔王を倒し王都へ凱旋するところから始まる
魔王を倒した勇者一行のその後を描いたアフターファンタジーです。
物語は、魔王を倒し王都へ凱旋するところから始まる。勇者・ヒンメル、戦士・アイゼン、僧侶・ハイター、魔法使い・フリーレンが主な登場人物である。その中でも、エルフであるフリーレンについて語られていく。
エルフが50年ぶりに王都へ戻ると、そこには年老た仲間の姿が
10年共に旅をしてきた勇者一行。魔王を倒したことをきっかけに一行は解散し、それぞれの道を歩いていく。その中で、エルフのフリーレンは王都を離れ趣味の魔法収集の旅に出る。
その旅の途中で、勇者・ヒンメルに預けた暗黒竜の角を求め50年ぶりに王都へ戻る。そこには年老いヒンメルの姿があった。そして、50年前に交わした流星を見に行くという約束を果たすべくして、勇者一行は再び集まる。そしてヒンメルは流星を見たのち寿命により亡くなってしまう。
フリーレンはヒンメルのことを知ろうとしなかった自分を後悔し涙する。葬儀が終わった後、再び一行は解散する。
エルフは人間をもっと知るために再び旅に出る
そして、フリーレンは人間をもっと知るために再び旅に出る。
勇者・ヒンメルの死から20年後。聖都郊外にて、僧侶・ハイターと戦災孤児のフェルンと出会う。ハイターはフリーレンにフェルンを弟子にとお願いするが断られてしまう。その代わりに死者について書かれた魔導書の解読をお願いする。そして、片手間にフェルンに魔法を教えることになったフリーレン。
さらに4年の月日が流れ、ハイターはとうとう倒れてしまう。そして死を覚悟するハイター。一人前になったフェルンを改めて弟子にとお願いする。ハイターの死を見届けたフリーレンとフェルンは一緒に旅に出ることになる。
2人は魔法収集をしながら旅をする。その途中に、勇者・ヒンメルの銅像の清掃をお願いされ、更にヒンメルの故郷の花を植えてあげるのだった。
人間の勇者の死から27年後、そして28年後
勇者・ヒンメルの死から27年後。交易都市で物資の調達にあたる2人だが、フェルンはフリーレンがなにか隠しごとをしていると気づき後をつける。そして、宿に戻ったふたりは、フリーレンの誘いによりスイーツを食べに行く。そしてフリーレンはフェルンに昼間買っていた髪飾りをフェルンにプレゼントする。
勇者・ヒンメルの死から27年後、中央諸国の森林にて魔法の訓練を行うふたり。そして、昔封印した魔族を討伐すべく動く二人。訓練や研究の成果もありあっさりと勝つことができた。
勇者・ヒンメルの死から28年後、中央諸国にて清掃の依頼を引き受けるふたり。無事清掃を終え新年祭に参加することになり、2人で日の出を見たのであった。
勇者・ヒンメルの死から28年後、中央諸国にて戦士・アイゼンと出会う。アイゼンはフリーレンに探し物の依頼をする。それは、フリーレンの師匠の大魔法使いフランメの魔導書だった。その魔導書には死者との対話について書かれており、2人は魂の眠る地を探して旅に出るところで1巻は終わっている。