魔女の旅々(2) (ガンガンコミックスUP!) の読書感想です
前回のおはなし
第五章 瓶詰めの幸せ
第五章では、幸せを魔力に変えられる少年・エミルと出会う。少年は瓶に魔力を溜め使用人であるニノに見せると言っていた。エミルは村までの道のりを案内してくれた。
エミルはイレイナを食事に誘った。さっそくニノにも出会うことが出来たがどこか怯えた様子だ。エミルとニノが食事の準備をしている間イレイナは村長と話すことになった。そしてニノが奴隷だということを知る。
そんな時エミルは集めた魔力をニノに見せる。ニノはエミルの言葉と幸せの魔力に涙していた。イレイナは村を旅立った。そんなさなかイレイナはとある本の内容を思い出す。いやな予感はしていたがイレイナは村へは戻らなかった。
第六章 緩やかに歩み寄る緩やかな死
第六章では、とある村でイレイナはニーナという少女に間違われていた。誤解を解くと、イレイナはある頼みごとをされる。それはニーナになりすまし、アベルという青年に会ってほしいというものだった。
アベルは難病に侵され後三日の命だった。恋人であるニーナは万病薬を探しに行くと言って戻って来なかったそうだ。イレイナはニーナのふりをすることに決めたのだった。イレイナはニーナのふりをしてアベルの元へ行くが、アベルはあっさり見破ってしまう。
アベルからニーナが戻って来なかった事の真相を聞かされた。そしてアベルはイレイナに魔法で殺してほしいとお願いをする。イレイナがその願いを聞き入れたかどうかは分からない。
第七章 民なき国の王女
第七章『民なきくにの王女』で、イレイナはすでに滅んでしまった国にたどり着いていた。イレイナは寝床を見つけるため、建物が残っている王宮へと足を運ぶ。王宮の中にはミラゼロという女性がいた。ミラロゼは記憶喪失になっていた。ミラロゼは国を滅ぼしたジャバリエという化け物と戦う運命だった。
ミラロゼは明日ジャバリエとの決戦だと言っていた。夜になりミラロゼは決戦へと向って行った。イレイナは手助けはしないと言っていたが、ミラゼロのことが気にかかりこっそりと後を追う。
ミラゼロはジャバリエを倒すとすべての記憶を取り戻していた。その記憶はあまりにも悲しく残酷なものだった。記憶を取り戻したミラロゼは出会った頃の面影はなかった。
第八章 王立セレステリア
第八章では、師匠である星屑の魔女・フランとの再会を果たす。フランは魔法学校の講師をしていた。イレイナはフランに今までの旅で起こったこと出会った人のことを話した。フランはイレイナの心情を察してアドバイスをくれた。
そしてイレイナはフランに見送られながら新たな旅へと出発するのだった。