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[毎日小さな改善を]をモットーに、けつあきらとよるが読書感想とか書いてます。

BORUTO 9 思いもよらないカワキの行動。その行動はボルトの眼にはどう映るのか!?[よるの読書感想#61]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 9 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です

前回のお話

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火影の実力

 デルタとの戦いが苛烈を極める中、ボルトは隙を作ろうとしていたがカワキが止めに入る。カワキには戦況が戦力差がきちんと見えていた。ナルトはボルトたちに攻撃がいかないようにデルタを誘導しながら戦っていたのだ。

 カワキは余計な邪魔が入らなければナルトが順当に勝つと踏んでいた。デルタはナルトから距離をとると、眼から光線のようなものを出す。ナルトは寸のところで避ける。カワキは光線の正体を知っていた。

 対再生能力用に開発された破壊光線だという。ナルトやカワキの再生能力を持ってしても治せないものだ。ナルトはデルタの破壊光線を無駄打ちさせてチャクラを消耗させる作戦をとっていた。

カワキの行動

 だが、ナルトの意図など知らないボルトはナルトが危機的状況に陥っていると勘違いする。そしてカワキの制止も聞かずに消える螺旋丸をデルタに向かって放つ。だがデルタは科学忍具を使い螺旋丸を認識し吸収してしまう。

 デルタはボルトに一撃をくらわせ、ヒマワリを宙に投げる。そしてヒマワリに向かって破壊光線を打つ。助けに向かうナルト。攻撃はナルトとヒマワリに当たったかに思われたが、カワキが身を挺して庇っていた。

 カワキは腕を欠損したものの無事であった。デルタはカワキの行動に怒りを露わにしていた。再びデルタとの戦闘が再開されたものの、ナルトの様子が先ほどと明らかに違う。ナルトはカワキを含め子供たちに手を出したデルタに怒っていた。

ナルトだからできる戦法

 デルタに近づくナルト。デルタは近づいてくるナルトに向かって破壊光線を放つが、ナルトは大玉螺旋丸で打ち消す。だが、デルタは科学忍具の眼で術を吸収するがナルトはさらに大きい螺旋丸をデルタに向ける。

 螺旋丸を吸収し続けるデルタ。ボルトはナルトの狙いに気が付いていた。ナルトの狙いは科学忍具のオーバーヒートさせることだった。そして狙い通りデルタの体はオーバーヒートを起こす。

 それでもナルトに向かってくるデルタだったが、ナルトの超超大玉螺旋丸を食らいようやく機能を停止する。ナルトはデルタを生け捕りにして尋問する気だったが、カワキが慌てて止めを刺すように声を荒げる。

変化する感情

 その直後デルタから機械音がする。ナルトは近くにいた三人を抱えその場から急いで離れる。デルタは自爆し体は跡形もなく消し飛んでいた。腕を欠損したカワキの手当てをするためカタスケの元を訪れていた。

 カワキの腕には義手用のパーツが装着されていた。義手が出来上がるまで時間がかかると言われるとナルトは自分の義手の試作品をつけるように言うが、カタスケたちが作る義手は本人のチャクラでしか動かせない。

 それでもナルトはカワキに試作品の義手を付けるように言う。ナルトは義手にチャクラを流し込み、強引に接続してしまう。ナルトがチャクラを練りっぱなしになることをカワキやボルトは心配するが、ナルトはこれこそ繋ぐ力だといって笑って済ます。

不敵な笑み

 ボルトはカワキの義手をみてかっこいいと声を漏らす。それを聞いたカワキが右手を吹っ飛ばしてやる、上手くいけば楔が無くなって万々歳だなと返す。それを聞いたボルトが冗談に聞こえないと声を荒げる。

 一方、殻の根城ではデルタのドローンが戻ってきていた。そして奇妙な台座に降り、煙草をくわえた男性が端末を操作する。すると箱に入ったデルタの眼が開き、ふたを蹴飛ばしながら出てくる。

 デルタの機嫌は最高潮に悪かった。デルタは軽口を叩いてくる殻のメンバーに声を荒げる。その様子を見ていたジゲンが注意する。デルタは果心居士の行動を報告するとともに、ボルトの楔についても報告する。それを聞いたジゲンは静かに口をゆがめる。

その姿はかつての自分で放っておけない

 自宅に戻っていたボルトたち。カワキはナルトの心配をしていた。ナルトは昔の自分を見ているようでほっておけないと言った。カワキは迷惑ついでに自分に忍術の修行を付けてほしいと言った。

 ナルトは笑顔で弟子にすると言った。それからカワキはボルトとも打ち解け、ナルトとの修行もこなし、自分が壊したヒマワリの花瓶を直していた。そして花瓶の修復を終え水を入れ確認すると隙間から水が漏れていた。

 小さな破片が足りないことに気がつくと、居間にないか確認しに行こうとする。すると後ろから声をかけるものがいた。九尾の顔が浮かんでいた。突如現れた九尾に警戒心をあらわにするが、九尾はいたって落ち着いている。

 カワキはナルトの強さが九尾だと思った。だが九尾は見当違いだと言った。九尾はナルトの過去を話す。カワキは静かに涙を流しながら、ナルトのようになれるかと聞いた。九尾は自分次第だと言って、姿を消した。

嫌な予感ほど当たるものです

ナルトはカワキに修行を付けていた。その様子をシカマルとサイが見ていた。2人はカワキや殻について話していた。木の葉丸が飛行船から持ち帰ったデータの中に時空間忍術でしか行けない座標が示されていたとサイは言った。

 その場所を調査するために時空間忍術が使えるサスケが調査に向かっていた。座標の地点は奇妙な場所だった。壊れた石碑のようなものがあった。石碑の一つに触れると中央の台座のようなところに大筒木キンシキの姿が浮かび上がる。

石碑の違う場所に触れると今度はモモシキの姿が浮かび上がる。更に違う石碑の場所に触れるとかつての大戦に現れた大筒木カグヤの姿が浮かび上がる。サスケは石碑の図柄が二つ一組で描かれていることから大筒木は二人一組でやってきていると仮定する。

 かつての大戦に現れた大筒木はカグヤひとり。カグヤの姿が浮かび上がった石碑を触ると見た事もない大筒木の姿が浮かび上がった。その時気持ち悪い叫び声が聞こえる。サスケは台座の下の空間に何かいる事に気がつく。そこには尾獣の姿あった。

「なぁ、兄弟」

 ナルトたちと共に行動するカワキ。ナルトはボルトに楔は痛まないのかと聞いてきた。痛みはないが、些細な体の不調を口にする。一方カワキのほうは以前に比べ体の調子が良いと答えた。

 そばにいたサラダが母であるサクラの額にある印とは関係ないのかと尋ねる。楔との関連性は見つけられなかったが手がかりになるかもしれないと言ってボルトはミツキを連れて駆け出そうとする。

 カワキは唐突にジゲンの名を口にする。カワキはジゲンを倒すと口にする。ボルトはカワキのことを兄弟と呼び、自分たちで殻を倒すと決意していた。一方サスケは尾獣を観察していた。そこに時空間忍術で何者かがやってくる。その人物はジゲンだった。ジゲンは尾獣を十尾と呼びチャクラを吸収していく。ジゲンの楔が広がりその姿は先ほど見た大筒木の姿の似ていたというところで9巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ボルトがカワキのことを兄弟と呼ぶシーンです。今までは敵対心やら相性の悪さからかケンカばかりしていた2人ですが、カワキが身を挺してヒマワリたちを守ったことでカワキに対する印象が変わったように見えます。カワキを見る目は友達や家族を見る目と変わらないように見えました。

よる。 2021/3/31

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BORUTO 8 「殻」襲撃!強敵を目の前にどうする!?[よるの読書感想#60]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 8 (ジャンプコミックスDIGITAL) の読書感想です

前回のお話

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カワキの当り前

 ナルトはカワキを連れて出掛けていた。するとタイ焼き屋の前でサラダと出会う。ナルトはサラダと話しながらタイ焼きを注文する。カワキにも注文するように促す。サラダのオススメを無視してチョコ味のタイ焼きを頼む。

 カワキは初めてタイ焼きを食べるようでえらく興奮した様子で食べていた。そこに走ってきた通りすがりの少年がカワキにぶつかる。カワキは腕を変形させぶつかってきた少年に向ける。

 ナルトが寸のところで止める。怯える少年にサラダが優しく声をかける。そしてサラダはカワキの行動に怒りをあらわにする。その様子を見ていたナルトがカワキの言動を注意する。

人の温かさ

 そして目的の場所へと着く。その場所はナルトの同期の山中いのが営む花屋である。ナルトはカワキが壊した花瓶の代わりをこの花屋で買うつもりだった。カワキに花瓶を選ぶように言う。

 カワキは適当に近くに置いてあった花瓶を選ぶ。その様子を見ていたサラダが真面目に選べという。なにかと突っかかるカワキはサラダに反抗するがナルトが制止する。カワキは初めに選んだ花瓶を再び手に取り悪くないデザインだからナルトの部屋にもなじむと思うと言って選んだ。

 いのは特別に花も付けてくれると言った。カワキの持つ花瓶にいのが花をさそうとした瞬間、カワキの目にはジゲンの姿を垣間見る。動揺したカワキは花瓶を落としてしまう。明らかに様子の違うカワキの姿に、ナルトはカワキを抱きしめる。

 別れ際サラダはカワキに困った時はいつでも力になると言って去って行った。自宅に帰るとボルトが待っていた。カワキは選んだ花瓶をボルトに渡す。ボルトはカワキの誠意を認めたうえでカワキに接着剤を渡し出掛けてしまう。

 そのころ里の外では果心居士と様子を見に来た殻のメンバーのデルタが里への侵入を施策していた。木の葉に登録のあるチャクラかどうかを識別する警備ゆえに侵入は出来ないはず。だが果心居士は警備をすり抜け里へ容易く侵入してしまう。

和解の印

 ナルトはボルトを忍組手に誘っていた。カワキも楔の研究になると言って誘っていた。ナルトとボルトの忍組手を見て、カワキは楔を使うように言う。使い方が分からないボルトの様子を見て、カワキは自分の楔を使う。すると共鳴するようにボルトの楔の形が変わっていく。

 使う事をためらっていたボルトだったが相手がナルトということを思い出し、心配はないと判断した。楔を使って戦うボルトは先ほどよりも強くなっている。だが、相手は火影である。いとも簡単に後ろをとられ攻撃を食らってしまう。

 そこで忍組手は終わりを迎える。ボルトとナルトは和解の印をしていると、カワキが不思議そうに見ていた。一緒に見学していたヒマワリがカワキに和解の印の意味を教える。カワキは自分がしてきた修行と違う事を思い返していた。

友達で世界は変わるんです

 カワキはナルトに訓練はいつもあんな感じなのかと尋ねる。修行にカワキも誘うが、カワキはチャクラが扱えないから無理だと言った。ナルトはカワキにチャクラの本質を教える。チャクラは繋ぐ力だと。

 ナルトの言葉に理解は示さなかったが、影分身には興味を示していた。むしゃくしゃした時に自分を殴れるから便利だというカワキに、ナルトはそんなことをしても無駄だと言った。やってみなければわからないというカワキに、ナルトはとっくの昔に実証済みだと言った。

 そしてナルトは友達で世界は変わると言った。それでも否定の言葉を紡ぐカワキにナルトはそれも実証済みだと言った。カワキは壊れた花瓶を直していた。その様子をヒマワリが眺めていた。カワキは合理性に欠けると言って諦めかけていた。ヒマワリも新しい花瓶を買ってきてくれたから十分だと言った。

やっぱり相性悪いんです

 その様子を影から見ていたボルトがカワキに声をかける。楔の研究に付き合ってやると言い出した。ナルト立ち会いの元実戦形式で楔を使う2人。カワキはボルトの身のこなしを見て、攻撃を吸収しろと言った。

 問答無用で攻撃してくるカワキにやけくそになりながら攻撃を吸収しようとするボルトだったが、もちろん上手くいくはずもない。ボルトはやり方を教えろと怒鳴るがカワキはセンスがないの一言である。

 口論に発展しそうなところで、ナルトが終わるなら和解の印をしろと促す。カワキとボルトが指を組んだ途端2人に痛みが走る。ボルトは痛みの瞬間モモシキの姿が見えたがカワキには特になにも見えていなかったようだ。

殻襲撃

 一方デルタはしびれを切らし科学忍具のようなものでカワキを独自に探していた。そしてカワキの姿を見つけると、猛スピードで里に侵入する。感知部隊のいのからナルトに侵入者の情報が伝えられる。

 ナルトがヒマワリたちを避難させる前にデルタが目の前に現れる。ナルトはカワキから殻のメンバーかどうかだけ確認し、デルタの前に立ちはだかる。戦いが始まると一介の下忍が助太刀に入れるような戦いではなくなった。

 ナルトが体勢を崩したデルタに螺旋丸をぶつけようとすると、デルタの眼に吸収される。さらに地面からデルタ攻撃が襲ってくる。眼だけはなく脚までもが科学忍具である。カワキ同様体が科学忍具である。

 徐々に調子を上げてくるデルタにナルトも対応していく。デルタの攻撃がナルトの腹部を貫通する。ナルトはデルタに踏みつけられながらデルタから情報を引き出そうとするが、デルタはナルトの腹部を貫通した武器を強引に引き抜きその手には乗らないと言った。

 武器を引き抜かれたナルトの腹部はたちまち治っていく。戦いは更に加速していくところで8巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ナルトがカワキを抱きしめるシーンです。たった一言だけなのに、ナルトの優しさなのか偉大さなのか、上手く言えないけれど昔のナルトとはまた違った魅力が出ていると思います。

よる。 2021/3/30

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BORUTO 7 同じ印を持つ少年。物語は急速な展開を迎える。[よるの読書感想#59]

BORUTO―ボルト― 7 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス)

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前回のお話

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同じ印を持つ少年は話を聞いてくれません

 ボルトたちは同じ印を持つ少年を里に連れ帰ろうとしていた。その時、少年の意識が戻ったと思ったら問答無用で攻撃を放ってくる。少年はボルトたちのことを殻の追手だと思っている。

 木の葉丸は自分の身分を明かしたうえで里に連れ帰ろうとしていたが、少年はとんと話が通じない。少年が攻撃を仕掛けてくる前に、ボルトは自分の印を少年に見せる。少年はボルトの印のことを果心居士と同じように「楔」と呼んだ。

 ボルトの印を見て少年は更に殻の追手だと思い込んでいる。すると突如少年とボルトたちの間に攻撃が放たれる。攻撃の主は奇妙な姿をしていた。少年は我婁と呼んでいた。我婁はべらべらと情報を話してくれるので、目の前の少年が青の探していた積荷で器だという事が分かった。

共鳴する印

 我婁は器である少年を回収しに来ていた。我婁は少年に向かって攻撃をするので少年も戦う事になる。我婁の攻撃は科学忍具だが、少年の攻撃は見た事のないものだった。自分の体を武器に変えているようにも見える。

 だが、少年は相当疲弊しているのか至近距離で攻撃をあび気を失ってしまう。助けに行こうとするボルトを木の葉丸が止める。その時ボルトの印が形を変え、同じように少年の印も形を変える。

 少年は我婁の腕を一撃で吹き飛ばす。そして少年の印とボルトの印が共鳴する。少年は攻撃を吸収し、強大な一撃を放ちあたり一帯を更地にしてしまう。木の葉丸たちはボルトが攻撃を吸収できたおかげで無事だった。

その体は科学忍具である

 少年はまだボルトたちが殻の追手だと思い、話を聞かない。ボルトがイラつき始めた時、少年の体が煙を吐き倒れてしまう。その現象を見たカタスケは少年の体そのものが科学忍具だと言った。

 その様子を黙って見ていたミツキが、クローン技術で作られた自分のように少年も作られたのかとカタスケに尋ねる。ボルトたちはその言葉に驚く。ミツキは更に自分は大蛇丸のクローンだと言った。その言葉にサラダは頭痛を覚える。カタスケはミツキとは別の技術で作られたものだと言った。ともかくボルトたちは少年をナルトの元へ連れて行くことにした。

隙あらば逃げます

 少年が再び目を覚ました時、すでに木の葉の里の中だった。その場にはナルト、シカマル、木の葉丸が在席していた。その場から逃走を図ろうとする少年をシカマルの術で阻止する。

 それと同時に五影会談も進行されていた。ナルトは少年を監禁などではなく自らの側に置くと決めていた。少年の体が科学忍具であること、掌の楔と呼ばれた印などわかりうるだけの情報を共有していく。

 そしてナルトは少年を自宅へ連れ帰ろうとしていた。ナルトが背を向けた瞬間少年は姿を消した。だが、ナルトは少年のルートを先回りして待ち伏せていた。自宅に連れて帰ると、ヒナタが待っていた。

ボルトは妹のことが好きなんです

 そしてナルトはまだ少年の名前を知らないことに気が付き尋ねるが、少年はひねくれているのか教えようとはしない。少年はナルトが席を立とうとした瞬間、テーブルをひっくり返し逃走を図る。

 ナルトは、火影としての力を見せながら危害を加える気がないことを少年に伝える。その時ボルトの帰宅を知らせる声がする。ボルトが部屋に入ると、少年が家にいることに疑問を持つ。

 ナルトがかいつまんで説明する。事情を聞き理解を示すボルト。その時、ボルトの視界に割れた花瓶が目に入る。それは妹のヒマワリが作ったもので、ナルトがやんわりと説明するがボルトの怒りは収まらない。

第一印象も相性はも最悪です

 ボルトが割れた花瓶の大切さを説明すると、少年は謝罪の言葉と共に名前を名乗った。少年の名前はカワキと言った。次の日、ボルトとカワキはトイレの前で顔を合わせる。どちらが先に用を済ませるかで揉め始める。だが先に入っていたナルトが別のところでして来いと声を上げる。

 そりの合わない2人。用を済ませると示し合わせたかのように戦いはじめる。そして2人の楔が共鳴するように形を変え始めた所でナルトが止めに入る。そして任務への準備をしているボルトの前にカワキが現れる。

 カワキはボルトの楔が殻とは関係ないことを確かめに来ていた。ボルトはモモシキとの戦いの後についていたことを話し、カワキの楔がどこで手に入れたものなのか聞いた。カワキは自分の身に起こったことをわかる範囲で話した。そのうえでカワキはボルトに楔を取り除きたくないかと尋ねた。そして自分に協力しろと言った。ボルトはそんなことよりカワキがヒマワリの花瓶を壊したことを怒っていた。

 変わりの花瓶を探してくるというカワキにボルトは気に入らないと言って出掛けてしまった。カワキは壊れた花瓶が包まれた袋の前に立っていた。そこにナルトが現れ、気にするなと言ったがカワキは新しいのを探してくると言った。

 お金を持っていないカワキが花瓶を買ってくることはできないので、盗む気である。その様子を見たナルトはカワキを外に連れ出すところで7巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私のお気に入りのシーンは、ミツキが自分は人造人間だとさらっと暴露するシーンです。その情報結構重要ですよね!?って突っ込みたくなりました。サラダの頭痛くなる気持がわかります。何気ないシーンなんですけど、結構印象に残っています。

よる。 2021/3/29

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BORUTO 6 どんなに強い道具があろうと、忍びの本質は変わらない。[よるの読書感想#58]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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前回のお話

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かつての忍者

 科学忍具で武装した青が現れ、攻撃を仕掛けてくる。カタスケが青を止めるべくして術を吸収する。その隙に木の葉丸が科学忍具に螺旋丸を当て壊す。木の葉丸は飛行船の中にあった箱や殻についての情報を引き出そうとする。

 すると青の肩のあたりから術が放たれる。不意打ちの攻撃を木の葉丸は避けることが出来なかった。青はカタスケから忍術を吸い取る科学忍具を奪う。攻撃を仕掛けるボルトだったが術を吸収され逆に攻撃を貰ってしまう。

 青はボルトたちを一人残らず殺すつもりである。撤退を考え始めた時、木の葉丸と共に任務にあたっていたムギノが忍術で青と共に下敷きにする。それでも青は生きていた。岩の下から出てくる前に、ボルトたちは撤退する。

科学忍具だって使い方次第では善にも悪にもなるのです

 撤退した先で木の葉丸の治療をする。そしてカタスケは自分のせいで科学忍具の情報を流出させてしまったと告白する。カタスケは中忍試験のころ青によって幻術にかけられ精神を操られていたのだ。

 木の葉丸は箱の情報を得ていた。その情報を解析するために情報が入っている巻物を里に届けるために二手に分かれる作戦をたてた。囮は木の葉丸がやると言っていたが、カタスケが自分のほうが適任だと言い出した。

 カタスケは自分がこの事態を招いてしまったと悔やんでいた。その言葉を聞いたボルトが声を上げる。科学忍具に触れ、それを作る者たちの考えを知ってボルトの科学忍具に対する考えは変わっていたのだ。

起死回生の作戦

 そして作戦を変更し青と戦う作戦をたてる。そして作戦が決行される。青は隠れているボルトたちに気が付いていた。一番近くに隠れている者に攻撃を仕掛ける。最初に標的になったのはミツキだった。

 ミツキは青の攻撃をよけつつ忍術を放つがやはり吸収される。青の死角から木の葉丸とサラダが飛びだし忍術を放ち、畳みかけるように三人で忍術を放つがすべて吸収されてしまう。

 チャクラ切れが見え始めた頃、ボルトが青の真上に現れチャクラ刀を振り被るが防がれてしまう。そして青にチャクラ刀を奪われボルトが刺されるが、ボルトは青がチャクラ刀を離さないように固定し、その上にミツキの腕が巻かれる。そしてボルトの影分身は消える。

 チャクラ刀を握り続ける青のチャクラはどんどん吸われていく。それに気がついた青はミツキの腕を攻撃し拘束をほどく。チャクラを奪われ疲弊した青に螺旋丸を向けるボルトだが、青は術を吸収できる。

 だからボルトはカタスケに残っていたもう一つの科学忍具を使って術を吸収する。そして無防備になった青に確実に螺旋丸を当てる。倒すことは出来なかったが術を吸収する科学忍具は壊すことが出来た。

こんな戦い方、全然忍者らしくねぇーもんなぁ

 だが青に慌てる様子はない。すると上空に光るものが見えた。いち早く気がついた木の葉丸はボルトを突き飛ばし自らが盾になる。幸い木の葉丸は気を失うだけで済んだ。攻撃の正体は、御鏡ドローンと呼ばれる科学忍具だった。

 チャクラを無線のように飛ばし遠隔攻撃が出来ると言うものだった。ボルトはサラダたちに離れるように指示すると、一人青と相対する。ボルトは影分身を使い青に攻撃を仕掛けるも逆に青につかまってしまう。

 サラダが助けに動くが上空から降ってくる攻撃に近づくことさえできない。青につかまったはずのボルトの姿が消えた。青につかまっていたのは影分身で、本体は青の後ろの瓦礫に潜んでいた。

 そしてチャクラ刀で青の義手と義足を切り、螺旋丸を当てる。倒れ動けなくなった青に対しボルトはドライバーを向ける。青は殺せと言うが、ボルトは殺さなかった。青の側にドライバーを置き、青がボルトに向けて行った言葉を青に投げかける。

果心居士

 戦意もなく大人しかった青は、積み重なった瓦礫の上に果心居士が立っていることに気がつく。果心居士は蝦蟇を口寄せした。青は水遁を使いボルトをその場から引き離す。青は蝦蟇と瓦礫に押しつぶされ死んでいた。

 木の葉丸は果心居士から情報を聞き出そうとするが、果心居士は質問には答えず全員を封印術にかけ動けなくして、殺す気である。封印術をいち早く解いた木の葉丸が果心居士と戦う。

 木の葉丸と果心居士は数手体術で打ち合ったあと、木の葉丸は螺旋丸を作る。そして驚くことに果心居士も螺旋丸を作り打ち合いになる。木の葉丸は果心居士が作った螺旋丸が科学忍具の類ではないことを見抜いていた。だからこそ驚いていた。果心居士は小さな蝦蟇を木の葉丸につけていた。

 木の葉丸につけられた蝦蟇は炎へと変わり木の葉丸を包む。激情に駆られたボルトの印が形を変え、術を吸収する。果心居士はボルトの印のことを楔と言っていた。果心居士はボルトの楔を見ると態度を変え、去って行った。

 里へと戻る道中、ミツキがなにかに気がつく。その先には科学忍具で作られた人形があった。それはボルトたちが戦ったものと同じ形で、壊されていた。少し離れた所には一人の少年が倒れていた。そしてその少年の掌にはボルトと同じ印が刻まれていたというところで6巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ボルトが科学忍具への考えを改めていたシーンです。科学忍具を嫌っていたボルトが、研究所で科学忍具に触れそれを作る人たちの思いを知った。だからこそカタスケには作ったことを後悔してほしくないし、間違った使い方をしている青は許せない。ボルトのまっすぐな想いが伝わってきます。

よる。 2021/3/26

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BORUTO 5 見え始める世界の危機。幼き忍の運命は。[よるの読書感想#57]

BORUTO―ボルト― 5 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス)

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前回のお話

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科学忍具だって使い方次第は守る力になるんです

 謎の組織・殻は不思議な空間に集まっていた。話の内容は「器」が失われたということだった。殻の組織の一員の果心居士が器の回収をすることになった。

 木の葉の里ではボルトとナルトが忍組手を行っていた。全力のボルトに対してボルトは終始余裕である。さらにボルトの螺旋丸や忍術を吸収していく。忍組手の終わりは、ナルトがボルトの背後をとり一撃入れた所で終わる。

 後にナルトの使っていた義手が科学忍具だったことが判明し、ボルトはお怒りである。怒りをあらわにするボルトに、サスケが音もなく現れ「使い方の問題だ」と諭す。そして世界の危機は去っていないとも言った。

殻という組織

 大筒木のような強い力をもつものが今も暗躍している可能性があると言う。ミツキはボルトの掌の印とも関係があるのかと尋ねた。大筒木モモシキによってつけられた印についてナルトたちは密かに調査を続けていたのだ。

 その情報の一つとして、殻という組織が上がったのだ。ナルトは皆を守るために力が必要だと言った。ボルトはそのために科学忍具ではなく忍術があると言った。そこにカタスケが現れ時には術を吸収してしまったほうが周りへの被害が少なくなることもあると言いながら現れた。

忍としての基礎

 ボルトはカタスケの姿を知覚すると襲いかかろうとするが、ミツキがしっかり押さえこんでいた。その姿を見てナルトはボルトを諭す。どんな力も肝心なのは使い方だと。それに対しボルトは忍は努力と根性だと言う。その姿は幼き頃のナルトである。

 そして話は本題に入る。火影直々の任務である。カタスケを護衛しつつ義手を研究所まで運ぶ任務である。科学忍具やカタスケのことが気に入らないボルトは反発し火影室を出て行ってしまう。

 ごねたボルトを説得しにサラダとミツキが動く。サラダは言いたいことだけ言って一人でも任務に行くと言って去って行った。ボルトはミツキにサラダの後を追うように言うが、ミツキは自分の基本方針に従ってボルトがいかないのなら自分も行かないと言い出した。

 そのうえでボルトを任務に行かせるためにねちねちと追い込む。ボルトは根負けしたかのように任務に行くと言った。さっそく研究所へと向かうボルトたち。交通機関を利用し移動するが、なかなかの混み具合で空いてる席が見つからない。たまたま相席できそうな席を見つけると、そこにはかつての大戦の生き残りである青が座っていた。青はカタスケの患者でもあった。

味方ですか?敵ですか?

 ボルトは青の言葉から青が忍だったということに気がつく。科学忍具が気に入らないというボルトに唐突にドライバーを突きつける。青はボルトにどんなものも使い方次第、道具そのものに善も悪もないと言った。

 ボルトたちのほうが先に目的の駅に着いたので青とは別れる。そして青の後ろに果心居士が座っていた。青は殻の組織の外陣とよばれる内の一人であった。果心居士は青に器を回収するように頼んだ。

任務はまだ終わっていません

 研究所につくとそこにはボルトたちの同期の筧スミレがいた。ボルトは任務が終わったから帰ると言ったがスミレは任務はこれからだと言った。任務内容は護衛、輸送の他に科学忍具のテストに協力することも含まれていた。

 ボルトたちは様々な科学忍具のテストに協力する。科学忍具が気に入らないボルトは不機嫌さが隠し切れていないが、だんだんと科学忍具の面白さに態度が軟化していく。研究員たちからカタスケを尊敬する姿や言葉を聞いて考えを改めるボルト。

科学忍具の使い方

 そこにナルトから電話が来る。別の任務中の木の葉丸と連絡が取れなくなったため任務地から一番近くにいるボルトたちに捜索任務が与えられた。捜索任務にはカタスケも付いてくることになった。

 木の葉丸たちが行っていた任務は墜落した謎の飛行船の調査だった。ボルトたちはその飛行船の元へ向かう。飛行船の周りには人形が散らばっていた。すると突然人形が動きだしボルトたちに襲いかかる。

 人形の正体は科学忍具だった。人形は火遁の術を連発してくる。そこにカタスケが立ちはだかり術を吸収していく。人形は忍術の過剰使用でオーバーヒートを起こし機能を停止する。そして離れた所に木の葉丸たちを見つける。木の葉丸は飛行船の中で見つけた箱の情報を得ていた。そして器を探しに来た武装した青が現れた所で5巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、嫌々協力していた科学忍具のテストにだんだん態度が軟化していくボルトです。科学忍具の魅力や面白さについはしゃいでしまったボルト可愛いですよね。ああいうとこみるとやっぱまだ子供で少年なんだなって思います。

よる。 2021/3/24

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BORUTO 4 己の価値は己で示す!弱くともその心は立派な忍である[よるの読書感想#56]

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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その姿はかつての自分

 大名の息子・テントウの護衛任務に就くことになったボルト。テントウはボルトに忍術を見せてほしいとせがむ。要望通り基礎的な忍術を見せるボルトだったが、テントウは辛辣な言葉を投げかける。

 テントウは今流行っているゲキマのコレクションを見せてくれた。そこにはボルトの目当てのカードもあった。テントウはボルトの目当てのカードを上げる代わりに、忍術を教えてくれと頼んだ。

 ボルトは忍術を教える事にしたが、カードはいらないと言った。本当に欲しいものは自力で手に入れるという考えだからだ。さっそくボルトはテントウに手裏剣術を教える。手裏剣術と言っても、的に当てるだけの基礎的なものだ。テントウは上手く当てられずにめげていた。

 ボルトはテントウが何故忍者にこだわるのか聞いてみた。そこには、父親に見てほしいというかつてのボルトのような感情があった。自分と似たような思いをしていたテントウにボルトはとことん修行に付き合うことにした。

友達の危機には任務を放棄してでも駆けつけます

 そして数日間みっちり特訓をして、ようやく的に当てる事が出来たテントウ。一休みする間にテントウとゲキマで遊ぶボルト。ボルトはテントウが七代目火影のカードを持っていないことを思い出し、的に当てれた記念にそのカードをプレゼントする。

 そしてボルトはテントウの護衛任務を終える。ボルトたちは上司である木の葉丸に呼び出されていた。内容はBランク任務だ。Bランク任務に気合を入れているボルトは、自分のポッケの中に何か入っていることに気がつく。

 中身はボルトが欲しがっていたゲキマのカードである。ボルトはすぐにテントウの仕業だと気がつく。その夜、テントウが泊っているホテルに向かうとテントウが誘拐されたと騒いでいた。

 ボルトはテントウを助けに行く為にサラダにBランク任務には行けなくなったと伝え、テントウを助けに向かう。一方、テントウは自分を誘拐した狢という組織の御頭と相まみえていた。

テントウの覚悟

 狢の御頭の名前はショジョジと言った。ショジョジは屍分身という術を使い他人になりすますことが出来る。ショジョジはテントウの言葉を嗤った。テントウはポッケに入っていた手裏剣とゲキマのカードを見てボルトの言葉を思い出す。テントウは手裏剣を自らの首に突きたてようとする。

 寸のところでショジョジが止めに入る。ショジョジはテントウの顔を取り込むため生きたまま脳を食らおうとする。そこにボルトが助けに入る。ショジョジは自分の部下を使ってボルトを始末しようとする。

 だがボルトはあっという間に片付けてしまう。部下がいなくなったショジョジは自ら戦いに出る。巨体に似合わない素早さと風伯楯という術に苦戦を強いられる。ボルトは煙幕を張り、影分身で攻撃を仕掛けるも捕まってしまう。

チームワークって大事ですよね

 万策尽きダメかと思われたが、背後からショジョジに攻撃を当てるものがいた。テントウだ。ボルトはその隙を見逃さなかった。螺旋丸を当てる事が出来た。だがショジョジを完全に倒すことはできなかったが、追い詰めることはできた。

 攻撃を畳みかけようとボルトが動いた瞬間掌に刻まれた印が痛み形を変えていた。ショジョジはボルトの印を見て顔色を変える。絶体絶命のピンチを迎えるボルトたちを救ったのはミツキとサラダだった。

 後日無断で任務を放棄したことへの叱りを受け、また日常へと戻る。捕まえたショジョジにサスケはボルトの印について尋問を行っていた。ショジョジはボルトの印については多くは知らないと言った。ただその組織は「殻」と名乗っていたということを話したところで4巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、テントウとボルトがチームワークを駆使してショジョジを追い詰めるシーンです。ボルトは忍として戦う技術があるけれど、テントウは手裏剣を投げられるようになっただけの子供です。立ち向かうのはとても勇気がいるよなぁ~、テントウかっこいいじゃんと思いました。

よる。 2021/3/23

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BORUTO 3 強大な敵!偉大な忍!その先に自分の忍道を見つける![よるの読書感想#55]

BORUTO―ボルト― 3 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス)

BORUTO―ボルト― 3 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス) の読書感想です

前回のお話

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圧倒的戦力

 仲間を食らい恐ろしき姿へと変貌した大筒木モモシキ。変わったのは姿だけではない。力も圧倒的になっている。一瞬で他の影たちを倒してしまう。モモシキはナルトに狙いを定め攻撃を仕掛けてくる。

 強力な術で仕掛けてくるモモシキに対して、ナルトとサスケは協力してモモシキに立ち向かう。モモシキを倒し、他の五影たちが集まってくる。そこにひそかに後をつけていたカタスケが乱入し、科学忍具で術を放つ。

小さな螺旋丸

 術を吸収し回復したモモシキは、奈良一族の術を放ちナルトたちの動きを止める。ナルトたちから離れた所で戦いを見守っていたボルトは師匠であるサスケからの作戦を実行しようとしていた。

 ボルトは螺旋丸を作り、モモシキに向かって放つ。だが、螺旋丸はモモシキの手前で消えてしまう。一件失敗したかに思えたが、しっかりモモシキの肩に当たった。そしてモモシキが放っていた影縛りの術が解ける。

 ボルトの習得した螺旋丸はナルトが使っている螺旋丸とは異なり無意識にチャクラの性質を変化させた新技・消える螺旋丸だ。モモシキは丹を食らい更にパワーアップする。ナルトはボルトに螺旋丸を作るように言う。

その重みから見えるもの

 ボルトの小さな螺旋丸がナルトのチャクラが加えられ巨大な螺旋丸へと変わる。偉大な火影からの力添えにボルトは自信にあふれていた。サスケが先陣を切り隙を作り、ボルトがモモシキに螺旋丸をぶつける。

 ボルトの全力の螺旋丸はモモシキを跡形もなく吹っ飛ばした。戦いを終えたボルトたちは帰路に就こうとしていた。だが、ボルトはほんのわずかな違和感を抱いていた。そしてその正体は倒したはずのモモシキだった。

 モモシキがまだ生きていることを伝えようとナルトたちのほうを向くと時が止まったかのように動かないナルトたちの姿があった。モモシキはボルトに意味深な言葉を残すと消えてしまった。

自分の忍道

 戦いを終えたボルトたちは日常を取り戻していた。そしてボルトには目標が出来ていた。父のように火影を目指すのではなく、サスケのような火影を支える忍になると。日常を取り戻しつつあるが、ボルトの体には変化が起きていた。右の掌にダイヤのようなマークが刻まれていた。

 ボルトたちは新たな任務についていた。ボルトたちは狢強盗団と相まみえていた。無事狢強盗団を捕まえ任務を終えていたボルトたちは同期の忍たちと過ごしていた。そこに、ボルトに大名の息子の護衛任務が与えられるというところで3巻は終わっています。

よる。のお気に入りのシーン

 私の今回のお気に入りのシーンは、ボルトがモモシキを倒すシーンです。ボルト1人では勝てない相手だけれど、サスケやナルトの力を借りて螺旋丸でふっ飛ばしちゃうシーンは胸が熱くなります。

よる。 2021/3/22

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