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葬送のフリーレン 2 臆病で怖がりだけど、覚悟を決め竜に挑むシュタルクがかっこよかった[よるの読書感想#14]

葬送のフリーレン(2) (少年サンデーコミックス)

葬送のフリーレン(2) (少年サンデーコミックス) の読書感想です。

このマンガがすごい!2021 オトコ篇 第2位の作品です。

これまでのお話

 1巻では勇者・ヒンメル、僧侶・ハイターの死を見送った魔法使いのフリーレン。そしてハイターから新たなる弟子・フェルンを託される。そして、フリーレンたちはヒンメルともう一度話す為に魂の眠る地を目指す。

魂の眠る地を目指しアイゼンと別れ出発したフリーレンたち。

勇者の死から28年後、変わってしまった世界での冒険

 勇者ヒンメルの死から28年後の中央諸国・ヴィレ地方の峠道では幽霊が出ると噂になっていた。フリーレンたちは峠道をこえるついでに魔物を退治することにした。魔物の正体は幻影魔法を使う幻影鬼だった。フェルンにはハイターの幻影を、フリーレンにはヒンメルの幻影を見せる幻影鬼。しかし、フリーレンもフェルンもしっかり対処してみせ、見事魔物を倒す。

 勇者ヒンメルの死から28年後の中央諸国・リーゲル峡谷。2人は紅鏡竜に出会っていた。冒険者を何人も食べていた竜なため退治することに決めた2人。攻撃するも鱗が固く攻撃が通らない。散々竜に追いかけまわされた2人は、近くの村で策を練ることにした。その村にはアイゼンの弟子。シュタルクがいた。フリーレンはシュタルクに仲間になってほしいと伝える。あっさりと引き受けるシュタルク。そして紅鏡竜を倒すことになった三人。戦闘になるとシュタルクひとりで竜をやっつけてしまった。そしてシュタルクはフリーレンの旅に加わった。

かつての仲間の志を次ぐ者たちとの冒険は続く

 勇者ヒンメルの死から28年後の中央諸国・リーゲル峡谷の城塞都市ヴァール。関所が開かず足止めを食ってしまう一行。フリーレンは魔法店へ、フェルンとシュタルクはなんとか関所を越える方法を探していた。すると衛兵から身を隠すフリーレンを見つける。フリーレンが勇者一行の一員だと知ると関所が自由に通れることになった。

 勇者ヒンメルの死から28年後、北側諸国・グラナト伯爵領。街を歩いていると、突然杖を振りかざすフリーレン。その先には魔族の姿が。そしてなぜか衛兵に取り押さえられるフリーレン。フリーレンはそのまま地下牢に入れられてしまう。

 伯爵領では和睦の話し合いが行われていたかに思われていたが、伯爵は使者である魔族を殺すつもりだったが、言葉巧みに騙され話し合いの場に着くことに。そして魔族の使者のひとりがフリーレンを殺しに来ていた。しかしフリーレンは返り討ちにしてしまう。伯爵領では使者のひとりがいないことを問い詰めていた。魔族はついに本性を現し攻撃を仕掛けてくる。
 フリーレンは早々に街を出る算段を付け、魔王の配下だった七崩賢のアウラのもとへ向かう。そしてフェルンとシュタルクたちは使者を倒すべくして伯爵領に侵入していた。そこには変わり果てた姿の伯爵がいた。そして2人が伯爵を救出したところで2巻は終わっています。フリーレンの強さとは、やはりアウラにも余裕で勝ってしまうのか気になるところです。

よるのお気に入り

 今回の私のお気に入りのシーンはシュタルクが竜をやっつけるシーンです。臆病で怖がりだけど、覚悟を決め竜に挑むシーンはかっこよかったです。

よる (2020/12/17)