転生したらスライムだった件(3) (シリウスコミックス) の読書感想です
これまでのお話
2巻では異世界へ転生し初めて同郷の人物シズエ・イザワと出会ったリルム。彼女はイフリートをその身に宿し、“爆炎の支配者”と呼ばれる最強の精霊使役者だった。だがシズエの中で同化しているイフリートが主導権を乗っ取ろうと暴走を始める。その暴走を止めるためリムルはイフリートと対決する。
苦戦の末、イフリートを捕食することに成功する。無事体を取り戻せたがイフリートが延命させていたため、シズエの体はみるみる衰弱していく。そしてシズエ亡きあと、リムルは彼女の想いと姿を受け継ぎ新たなる目標へと進んでいくところで終わっている。
スライム 大鬼族(オーガ)を仲間にする
リムルはイフリートの力を使いこなせるようにと封印の洞窟へと籠る。洞窟からの帰り思念伝達による救援要請を受け向かうと、大鬼族の前に倒れた仲間の姿があった。リムルは話し合いを申し出るが大鬼族は戦う気だ。
リムルはスキルを試す相手として戦うことにする。様々なスキルを使い大鬼族を圧倒するリムル。そして、ようやく話を聞いてもらえそうな雰囲気になった。そして、リムルは大鬼族を村へ招待する。
そして大鬼族が豚頭族に蹂躙され壊滅したことが判明した。そしてリムルは大鬼族に配下にならないかと誘う。そして大鬼族の党首はその申し出を受け入れる。そして大鬼族の生き残りの6人に名前を与える。名前を与えられたことで大鬼族から進化して鬼人となった。
スライム リザードマンに見下される
一方でジュラの大森林に起こった異変は確実に侵略を続けていた。そして、鬼人の一族を襲った豚頭族の軍勢はリザードマンの領域に進行していた。その数およそ20万。その正体は伝説のユニークモンスター・豚頭帝だった。
リムルたちの村にリザードマンの使者が来る。リザードマンの使者・ガビルはスライムであるリムルを完全に見下していた。そしてなんやかんやありゴブリンのゴブタとガビルが対決することに。勝敗はゴブタの圧勝である。気絶したガビルとその配下たちは捨て台詞を吐きながら去っていく。
リムルたちは豚頭族の軍勢をどうするか話し合っていると、樹妖精のトレイニーが現れた。そしてリムルたちに豚頭族の討伐を依頼するというところで3巻は終わっています。豚頭族とは何者なのか、リムルはどう動いていくのか気になるところです。
よるのお気に入りのシーン
今回の私のお気に入りのシーンはリムルが食事をするシーンです。今まではスライムの姿で味覚がなかったのであまり食事シーンはなかったのですが、シズさんの姿を引き継ぎ人間に擬態できることになったおかげで味覚を感じられるようになります。人間に擬態して初めての食事シーンでの笑顔はすごく可愛かったです。
よる 2020/12/15
- 作者:伏瀬
- メディア: セット買い