ソードアート・オンライン アインクラッド2 (電撃コミックス) の読書感想です
これまでのお話
1巻ではVRMMORPG≪ソードアートオンライン≫の舞台・アインクラッドにとらわれて二年。ゲームオーバーが本当の死を意味するデスゲームによって、生き残ったプレイヤーはキリトやアスナを含め6千人となっていた。
ある日アスナからの提案でコンビを組むことになったが、なぜか≪血盟騎士団≫の団長と決闘することになった。負ければキリトは血盟騎士団に入団するという条件で。
しかしキリトは決闘に負けてしまい、血盟騎士団に入団することになった。
おっさんと攻略に向かう主人公キリト
キリトは潔く血盟騎士団に入団する。アスナの強権により2人1組のコンビを組むと思いきや、ゴドフリーというおっさんのパーティと攻略に向かうことになった。
指定された場所に向かうとそこにはかつてのアスナの護衛がいた。アスナの護衛とは一悶着あったのであいては気まずそうだ。さっそく攻略に向かうがキリトは余裕そうだ。
休憩時間に配られた水を飲むと麻痺毒が仕掛けられており、ばたばたとみんな倒れてしまう。しかし、唯一動ける人間がいた。アスナの元護衛のクラディールだ。クラディールはキリト以外のメンバーを次々と殺していく。
クラディールの狙いはアスナだった。それをしったキリトは焦るが痺れる体では何もできない。殺されそうになっているさなか、アスナが助けに来る。圧倒的戦力差でクラディールを追い詰めるもアスナには人は殺せない。逆にピンチになってしまうが、キリトがなんとクラディールを殺してしまう。アスナは自分のせいでキリトが人を殺してしまったことを悲しむ。そして、2人はお互いを守っていくことを誓い合う。
キリトは過去を話し、二人は夜をともにする
そしてキリトは自分の過去を話し始める。一年以上前にキリトはとあるギルドに所属していた。キリトはベータ出身であることを隠しながら、そのギルドで過ごしていた。しかし、ある日団長以外の攻略に出たメンバーはアラームトラップにより命を落としてしまう。
それを知った団長は自殺してしまう。キリトは自分の行いを悔いていた。それを見たアスナはより一層キリトを守ると誓う。
そして二人は一夜を共にし、結婚を誓い合うのだった。
2人は前線を離れ一緒に暮らし始める。そして、ひとりの幼い少女と出会う。名前をユイ。記憶のない少女だ。ユイは2人のことを、「パパ、ママ」と呼び2人は子供として受け入れる。
そしてついにユイの正体が判明する。ユイの正体はAIだったのだ。記憶を取り戻したユイは消去されてしまう。しかし寸前のところでユイの心を結晶化したものを手に入れる。アスナはそれをお守り代わりにする。
2人は本当の名前を教え合い体が消えていく
そしてついにふたりは前線へ復帰する。攻略に挑むパーティー。一進一退の攻防を続けなんとか勝利する面々。そして功労をねぎらう団長を見てあることに気がつくキリト。それを確信に変えるべく行動するキリト。
なんと団長の正体は茅場晶彦だったのだ。茅場は見破った褒美としてキリトに決闘のチャンスを与える。もちろんキリトはそれを受ける。
決闘ではキリトの攻撃をなんなく防ぐ茅場。スキルに頼れない状況の中で、キリトはスキルを使ってしまう。絶体絶命の中キリトをかばったのはやはりアスナだった。絶望するキリトはなんとか自分を奮い立たせ茅場に立ち向かう。
アスナの意志と共に勝利するキリト。アインクラッドを見下ろせる場所にキリトとアスナは立っていた。2人は本当の名前を教え合い体が消えていく。
次にキリトが目が覚めた場所は病院だった。そして、衰えた体でアスナに会いに行くというところで、このアインクラッドは完結している。
アスナも生きているのか、キリトはアスナと再会することができるのか気になるところです。
よるのお気に入りのシーン
私の今回のお気に入りのシーンはアインクラッドにて2人が本当の名前を教え合うシーンです。お互いが愛し合ってるからこそ知りたかったものだから、最後に知れてよかったなという感じです。
ソードアート・オンライン アインクラッド2 (電撃コミックス)
- 作者:中村 貯子
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