異世界拷問姫 1 (MFC) の読書感想です
- 異世界拷問姫とは?
- 父親に殺された主人公は「拷問姫」の執事になる
- 14階級の悪魔「騎士」からの宣戦布告
- 拷問姫、騎士を八つ裂きに
- 拷問姫 vs 機械人形
- 肉屋に人間の肉が大量に入荷...
- よる。のお気に入りのシーン
異世界拷問姫とは?
綾里けいし原作の人気ライトノベル"異世界拷問姫"を、倭ヒナが全3巻でコミカライズ
実の父親に殺され、異世界に召喚されたカイト。目覚めたカイトの前にいたのは「拷問姫」と恐れられる美少女・エリザベートだった。彼女から自分に仕えるように命じられたカイトは彼女と共に14階級の悪魔を討伐することになるのだった...
父親に殺された主人公は「拷問姫」の執事になる
実の父親に殺されたカイト。目が覚めるとそこにいたのは自らを「拷問姫」と名乗るエリザベート・ファニュだった。エリザベートはカイトに自らに仕えるように命じるが断るカイト。押し問答を続けていると、14階級の悪魔の従者がやってきた。
エリザベートは雑魚だと言いのけ自らの拷問機具で片付けてしまう。そして改めてエリザベートはカイトを執事に勧誘する。その残虐性を見たカイトは迷うことなく執事になったのだった。
14階級の悪魔「騎士」からの宣戦布告
異世界に召喚され数日がたったある日。エリザベートはカイトにおぞましい形容しがたいものを見せてきた。それは14階級の悪魔のひとり「騎士」からの宣戦布告だったのだ。
その一時間後、カイトが出した食事をまずいと言いのける。怒り狂うエリザベートはカイトに最後のチャンスとして、プティングを作るように命じる。カイトはプティングを知らなかったのでプリンを作ることにした。幸いにもカイトが作ったプリンは好評でなんとか一命を取り留めた。
その後突然異世界に召喚されなにも知らないカイトに世界のことを14階級の悪魔のことを説明するエリザベート。そして騎士の痕跡を探しに近隣の村へと出掛けるのであった。村に着くとそこは凄惨な場所だった。残虐の限りを尽くされ殺された村人たちがいた。そして生き残りの村人たちと騎士の格好をした人物たちがエリザベートとカイトを囲む。
拷問姫、騎士を八つ裂きに
騎士の格好をした人物がエリザベートをみて村人たちを殺したのはエリザベートだと言いだした。そしてカイトを見て保護すると言いだしたが、カイトは騎士の目を見て本性を見抜き断るのだった。この騎士は14階級の悪魔のひとり騎士だったのだ。エリザベートは攻撃を食らうがものともせず逆に騎士をとらえ八つ裂きにして殺してしまう。
そして今日もカイトの料理はまずいと貶される。そして夕飯を作らず、宝物庫の探索を命じられる。悪魔との戦いで役に立つようにと武器を見つくろえとのことだった。そして宝物庫の奥のほうで拘束されている裸の少女を見つける。すぐに解放してやるカイト。すると少女はカイトを襲い始めた。カイトはエリザベートに助けを求めると、これにはエリザベートも驚いていた。
拷問姫 vs 機械人形
少女の正体はエリザベートの養父が作った機械人形だったのだ。エリザベートと機械人形は戦闘になる。エリザベートは機械人形を水責め椅子にとらえ水に沈める。カイトはエリザベートになんとか元に戻せないかと聞く。
エリザベートは新しく主を設定する呪文を知っており、それを起動させると機械人形はカイトを新しい主として選んだ。そして機械人形との関係性を恋人として設定しカイトは機械人形の主となった。
肉屋に人間の肉が大量に入荷...
今日とてカイトの料理はまずいと称される。拷問される寸前で、エリザベートのもとへ来客が来たことでカイトは助かる。来客の正体は、肉屋だった。肉屋はつい最近人間の肉が大量に入ったことをしらせる。エリザベートはそれは悪魔か従兵の仕業だといいのけた。さっそくエリザベートは死体がでる村へと急ぐ。エリザベートは高い洞察力で推理を進め貧民街へ足を延ばす。
そしてさっそく情報を掴み、侯爵家の人間と接触を図り侯爵家へ乗り込む。侯爵家へ着くとすぐにエリザベートと別れさせられるカイト。怪しむカイトだったがその予感は当たってしまう。進んだ先にいたのは悪魔だった。カイトは機転を利かし数人と脱出を図ることに成功するが蜘蛛の姿をした化け物につかまってしまうというところで1巻は終わっています。カイトは無事逃げ切れるのか、エリザベートはなにをたくらんでいるのか気になるところです。
よる。のお気に入りのシーン
私のお気に入りにシーンは、エリザベートの登場シーンです。エリザベートのセリフ「誇り高き狼にして、卑しき雌豚である」のセリフはなんだか痺れました。かっこいいの一言です。
よる。 2020/12/25
- 作者:倭 ヒナ
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: Kindle版