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【読書感想#12】新・魔法のコンパス/西野亮廣 自分自信の希少価値をあげ現代社会を生き抜く方法!

新・魔法のコンパス (角川文庫)

『新・魔法のコンパス』
“芸人x絵本作家xオンラインサロンオーナー”西野亮廣が「お金」「広告」「ファン」の3つのテーマを基に、自分自信の希少価値をあげ、現代社会を生き抜く方法を伝えてくれます。

読書感想

お笑い芸人の”キングコング西野“が、絵本を出したり美術館を作ったりしているのはTVやネットニュースなどで知っていました。

別にファンでもないし、なんとなく鼻に付く、どちらかというと苦手なタイプの人間だったので、わざわざ本を読もうとは思いませんでした。

しかし、先日読んだ『セカンドID』(小橋賢児)にあった「中道」という考え方に影響をうけ、自分の可能性を広げるキッカケにするために、自分が苦手だと思っている“キングコング西野”の本を読んでみることにしました。


本書では、『お金』『広告』『ファン』の3つの角度から、自分の希少価値をあげることの重要性とその方法を、わかりやすく説明されていました。

そして、“芸人x絵本作家xオンラインサロンオーナー”西野亮廣の生き方、考え方には共感できたし、気づきになることも多かったです。

沢山のバッシングを受けてきた著者が、夢を追いかけて周囲から受ける理不尽なバッシングを受けている人へのメッセージは、特に共感できました。

この『新・魔法のコンパス』は、3年前に出版された『魔法のコンパス』を、今の時代に合わせて全編完全改訂・書下ろして文庫かしたものです。

3年前に『魔法のコンパス』を読んで、西野亮廣にもっと早く共感していれば、人生違ったものになっていただろうと思います。

お笑い芸人だけあって、文章は面白くて飽きずにスイスイ読むことができました。

読書に慣れてない人でも、読みやすいと思います。

結論 = 読んで良かった!

気づきになったポイント

ボクたち人間は“知らないものを嫌う性質”を持っている。

お金は「他者に提供した『価値』の対価」
お金というのは、他者に提供した『労働』の対価じゃなくて、他者に提供した『価値』の対価なんだ。

お金と真摯に向き合い、目的に対して正しいアプローチをしよう。

ポイントは、「相談は“する”よりも、“される”ほうが気持ちいい」という点だ。
自分が必要とされて、嬉しくない人間はいない。

お客さんは時間を持て余すことを極端に嫌う。
裏を返せば、参加理由を複数個用意して、時間を持て余さないことを担保してあげれば、参加ハードルはグンと下がる。

当たるかハズレるかるか分からない場所には誰も足を運ばない。
人は冒険に憧れて、冒険を避ける生き物だ。
ネタバレを恐れちゃダメだよ。
ネタバレから始まるから。

『集客』というのは、「楽しめるかな?」「置いてきぼりにならないかな?」といった、“不安を取り除いてあげる作業”だ。

『満足度』ー『期待度』=リピーター度
満足度というのは「行った後の実感値」のことで、期待度というのは「行く前の期待値」のことね。
リピーターを作るには、この計算式の答えを「プラス」で終わらせなきゃいなけいわけだ。

自分のブランド化は、スポーツ選手やタレントさんといった有名人だけの仕事だと思っていたけど、とんでもない。
ボクは勿論のこと、キミも自分をブランド化し、ファンを作らなくちゃいけなくなったんだ。

『ファン』というのは、
「企業やブランドが大切にしている“理念”を支持してくれる人」のことを指す。

夢を捨てた彼らにしてみれば、夢に向かって走るキミの姿は目障りで仕方がない。
キミの夢が叶ってしまったら、「夢は叶わないから、もうあきらめよう」と折り合いをつけた“あの日”が間違いだったことを受け入れなきゃいけなくなるからだ。

キミへのバッシングは積極的に拡散しよう。
そうすることでブルーオーシャンである時間が延びる。

今日から取り入れること

読書感想の書き方を変えて、ネタバレから始めてみる。

他者への相談を、うまく出来るようになる。

バッシングを受けたら積極的に活用する!

こんな人にオススメ

  • 今の仕事や環境に閉塞感がある人
  • 夢を追いかけている人
  • キングコング西野をなんとなく嫌いな人

文庫で値段も手頃(660円税別)なので、是非、読んでほしいです。

書籍の情報

タイトル;新・魔法のコンパス
著者:西野亮廣
出版社:KADOKAWA
発売日:2019年5月24日
価格(税抜):660円
読み終わるまで;1時間30分

<出版社の紹介ページより引用>

昨日の常識が今日、非常識になる。そんな時代の思考法と生き方

“現代の革命家”西野亮廣の10万部のベストセラー、『魔法のコンパス』から3年。
時代に対応し、全編完全改訂・書下ろして待望の文庫化が決定!
まったく別作品として、めまぐるしくルールが変わる現在、そして未来の歩き方をキミに伝える。

いいかい?
僕たち人間は“知らないものを嫌う性質”を持っている。

キミが未来を知らないかぎり、
キミは未来を嫌い続け、
キミは未来を迎えることができない。

「なんか、よく分からないけど、怪しい」と蓋をしてしまったモノの中に、未来が眠っている。
「知ること」から逃げちゃダメだ。

キミが持たなきゃいけないのは学校で貰ったコンパスじゃない。
どれだけ地図が描き変えられようとも、キミの行き先を指してくれる『魔法のコンパス』だ。

今からプレゼントするよ。

新・魔法のコンパス 西野 亮廣:文庫 | KADOKAWA

新・魔法のコンパス (角川文庫)

新・魔法のコンパス (角川文庫)

追伸

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